テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:東欧
漁夫の砦とは、(漁夫の利ではありません)ドナウ川の流れを見下ろす古い要塞跡に、1890年から作られた7つの塔を持つ砦風の展望台のこと。
展望台と言っても、なかなか立派で大きくて、結構歩き回れる。
とんがった塔がとても可愛い。
1905年に完成したのに、100年しか経ってないのに、由来がわからない!?? 真ん中におわしますのは、建国の王、イシュトバーン。 イシュトバーンと言うとなにやら難しく聞こえるが、ドイツ語読みではStephan。(結構普通) 気の毒なことに3人の子供が彼より先にみんな亡くなってしまった。 宝塚の「エリザベート」でもしっかり王冠の十字架は傾けて作ってあるらしい。 現在は国会議事堂にあるものの・・・1945年にはアメリカが持って帰っちゃって・・・ ハプスブルグ家は亡命していたにも関わらず、所有権の放棄をずっと拒み続けた。 1978年に返還。歴史あるものはその土地にこそふさわしいのに、戦争のたびに戦勝国がなんでも持って帰ってしまう。 「う、うちのお父さんがいてません! !」 お父さんって、boyfriendか。 なかなか広い砦なのでトイレに降りたら、迷ってしまったらしい。 「ちょっとぉー、あんたぁー! !なにしとるん!」 「まあまあ、奥さん、そう怒らんかて。迷うても仕方ないわ」 「ぐずくずしとらんで、はよう!」 百年の恋も冷めなければいいけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[東欧] カテゴリの最新記事
|
|