テーマ:ヨーロッパ旅行(4157)
カテゴリ:ロシア
バスから見ていると、 ↑ 初めは半裸に驚いて建物は目に入ってなかったが 元貴族や大富豪の屋敷とか、classic styleの綺麗な建物ばかりでなく、 工事中むき出しの現場や皆様の住んでらっしゃる巨大アパートなんかも見える。 アパートはバルコニーの外側にもガラス戸がついているタイプ。 日本にはありそうで、ない。 トルコやドイツと違って、窓を拭く習慣がないのか 、どの窓も綺麗ではないので、尚更殺伐として見える。
週2回も窓拭きをするトルコの主婦が見たら、卒倒するに違いない。
西側のヨーロッパの様に、バルコニーから鉢をぶら下げたり、 窓の内側に装飾したりとか、そういうしゃれっ気はない。 多分、ロシア人はそういうことに気が回らないのだろう。
でも、芸術的なあの素晴らしいセンス、見事な舞台や衣装、装飾はどうやって生まれているのか。 9世紀ブルガリアの正教会の修道士、 キュリロスとメトディオス兄弟がスラブにキリスト教を伝道する為に ギリシャ文字を元にして、グラゴル文字を作ったのだが グラゴル文字はすぐに廃れ、兄弟の弟子が考案したキリル文字が広く普及して今に至る。 グラゴル文字は原形がギリシャ文字だなぁと素人でもわかるような、記号の様な文字化けの様なアルファベット。
どうしてスラブ人は聖人の作った文字をお気に召さず、弟子の作った文字を選んだのだろう? 赤いikraはイクラを、黒いikraはキャビアを指す。 ロシアのikraは樺太鱒(pink salmon)の卵。 ikraが日本に入ったのは大正時代、 樺太庁水産試験場が保存の利く塩蔵品を試験的に製造したのが始まりで、 当時はロシアから伝わった製法だったらしい。 どんなの? ってことは、日露戦争に負けていたら、今、いくらを食べる習慣はなかったかもしれない。 ロシアの赤いikraは缶詰か瓶詰めしかないそうだ。 新鮮なikraは食べる機会がないと言う。 なんか・・・それ・・・おいしいの?
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