テーマ:☆エジプト☆(460)
カテゴリ:エジプト
長く、長ーく感じたファルーカを降りて、バスを待つ。 き、気持悪い・・・ バスはムバラク大統領の影響で予定通り来ていない。 20分ほど待ったろうか。 バスに乗り込むとランチボックスが配られた。 大きさはラムセスヒルトンのお弁当くらい。 機内食みたいなこてこての料理だったので食べられそうもない。 今日のお昼はおせんべいに決定。 「皆さん、ワイロさんがいなくて寂しいですが、アブシンベルまで頑張りましょう!」 「空港でのお手洗いは多分無料かと思います」 「えー、カワイちゃん、カイロでもルクソールでも空港でお金とられたのよー。 それも欧米人の2倍なのよー」 「ええっ、そうなんですか? 今までとられなかったのに・・」
どんどん世知辛い世の中になっているようだ。
ちょっと無視してそのままトイレに入るなんて許されない雰囲気だもの。 そもそも空港のトイレでどうしてチップがいるのかと思う。 誰もが出てきて言う。 「チップを取るなら、掃除してよね」 「腹が立つから、飛行機で利用するわ」 アスワン→アブシンベルのflightは45分ほど。 2列X2の小さな飛行機。 よくキャンセルでたなー。 ここにはもう旅物語はいない。 どうやら、阪急トラピックス関空発。 おー、何故にそんなに元気なのだ、あなたたちは。 乗り込んですぐ、まだ扉も閉まってない段階で大きな、大きな白人男性が 「my stomach is broken」と切羽詰まった様子で猛ダッシュして来て、トイレは占拠された。 あんな屈強な男性のstomachが壊れるのだ、普通に食べてたらどんなことになっていたことか。 アブシンベルに着くとワイロさんがニコニコと立ったいる。 「皆さん、お疲れさまでした!」 「ワイロさん、スーツケース忘れたでしょー、カワイちゃん大変だったんだからー」 「え?忘れてませんよ。 置いて行ったんですよ。 ポーターが運んでくれますから。 私が荷物を飛行機に預けてたら、遅くなって出迎えできないかもしれないから」 ほんと?
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