テーマ:☆エジプト☆(460)
カテゴリ:エジプト
外に出るとますます太陽はじりじりと輝いていた。 あ、あづずぎる゛ー。 「皆さん、ツタンカーメンは何もしてない。 お墓が綺麗な状態で見つかったから有名になった」 そんな元も子もない。 ロマンがないなー。 「皆さん、ツタンカーメンの呪いは知ってますか? でもあれは嘘。みんなたまたま死んだ。 呪いではありません」 ハワード.カーターと言う人は考古学の専門教育を受けた人ではなくて、元々絵描きとしてエジプトに渡り、発掘品のスケッチやカルトューシュの記録をしていたそうだ。 気難しく、頑固で社交的な人ではなかった。 カーナボン卿はアルフレッド.ロスチャイルドの孫だから潤沢な資金で、競馬や遺跡発掘に莫大な投資をした人である。 エリザベス2世の親しい友人!
この時刻にルクソール市内が停電したこと、卿の愛犬が遠吠えしたかと思えば、コロッと息絶えたことから「呪い」説は広まる。 その上、心霊主義に傾倒していたコナン.ドイルがそれを煽動したものだから、大騒ぎに。 「それでは行きましょう」 何故か門番のおじさんと一緒にパチっ。 *黄色の看板には"ツタンカーメンの墓"* ここでカメラ、ビデオはカワイちゃんに預ける。
「皆さん、ちょっと辛いけど頑張ってきてください」 また辛いのか・・でもツタンカーメンは見とかないとね。 階段を下って行くと旅物語の御一行さまとすれ違った。 例のおじさんがヨロヨロとあっち行き、こっち行き歩いているので旅物語はすぐわかる。 その千鳥足でピラミッドとツタンカーメンを制覇したのはあなたしかいまい。
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