テーマ:☆エジプト☆(460)
カテゴリ:エジプト
「御希望の方はカルナック神殿の音と光のショーへご案内します。 料金はツアーに含まれていますよ。行かれる方?」 私と母以外全員挙手。 「あれ、行きませんか?」 (はい、ちょっと休みたいので、すみません) カルナック神殿の音と光のショーは事前の下調べで非常に退屈で寝てしまったとか、翌日のダメージがひどかったと散々読んでいたので元からキャンセルするつもりだった。 ルクソール神殿、アブ.シンベル神殿でも音と光のショーはやってるらしくて、アブ.シンベルはかなり力を入れてるらしい。←でも行けるのはあの辺に泊まる人だけ。 カルナック神殿のショーはショボイらしい。 ショボイと書いてあるショーに行って戻るのが12時近く。 2時間以上拘束される。 皆様、良い方ばかりなので「えー、行かれないの? 行きましょうよ」と言ってくださったが、体力が心配なのでと辞退した。 どこからかワイロさんの助手と言うエジプト人が現れ、ヨロシクオネガイシマスと言っている。 暗くなった神殿で1人で全員を引率するのは危険なのだろう。 きっと前後にワイロさんと助手さんが歩いて全員を確認しながら歩くのだ。 レストランから出て、繁華街をバスまで歩く。 ワイロさんの後すぐを歩いていた。 角でツタンカーメンのマスクをウィンドウ越しに二人で一瞬見て、振り返ったらワイロさんがいなかった。 ええええ!? 後ろにも誰もいない。えええ!? 珍しく母の顔色が変わり、暗くなった繁華街、クラクションが鳴り響く道端で私たちは途方に暮れた。 こんなとこで迷子?? それも夜!? 一瞬だったのだ。ほんの一瞬。 日本に帰れなくなった? ←今から思えば大袈裟な。
っと、道端でアクセサリーを売ってるお兄ちゃんがトントンと私の肩をたたき、右側の方を指さす。 こんな状況で肩をたたかれた私はあまりにギョッとしてfreeze。 ワイロさんが煙草屋さんから携帯で話しながら出てきたところだった。 (ぅうゅーぅ゛ぅ、ワ゛イ゛ロ゛さーん) もう半べそ。 思わず、ワイロさんに駆け寄り、(振り返ったらいないんだもん、どうしようかと思ったー)←涙声。 「そこで煙草を買いました」 煙草を買いましたじゃないよー。←言えないけど。 御一行様はコンビニみたいな店でお水を買ってたので、瞬間的に皆様はコンビニの中、ワイロさんは煙草屋さんの中、私と母だけ通りに取り残されただけだったんだけど・・ アクセサリー売りのお兄ちゃんに何度も会釈をしてバスに乗った。 海外であんなに動揺したことはない。
私と母、カワイちゃんだけホテルで降りて皆様を見送る。 「楽しんできてくださいねー」 ★新年、明けましておめでとうございます。 昨年中はこんな拙いブログを読んで頂いてありがとうございました。 今年もどうぞ宜しくお願い致します。★
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