テーマ:☆エジプト☆(460)
カテゴリ:エジプト
ノベルティのpenを渡すとお兄ちゃんは嬉々としてCool !と叫んだ。 今まで帳簿つけしてたbossがギロっと睨んだかと思うと、人差し指で「こっち」とやるとpenは悲しくも回収される。 penはどこでも力のある者に奪われていく。 bossはエジプト版 + ÷2。 こ、怖すぎる。
棚を指指すとお兄ちゃんが袋に入った鮮やかなオレンジのスカーフをくれた。 ま、私にってことですか。 bossがボソボソっと何かを言うと、お兄ちゃんがどうぞみたいなしぐさで私をbossの前に行けと言う。 なに? bossは初めて私を凝視し、自分の頬に人差し指を立ててとんとんとやっている。 なに? 「kiss me」 人はあまりに恐怖を感じると思考が停止する。 どれだけ時間が経ったのかわからないが、(NOooo!)と言った。 bossは眉をピクっと動かし「why not?」と言う。 why notって、人にはできることと、できないことがある。 再び沈黙。 (I am a married person!!!)と指輪を見せた。 bossは表情一つ変えず、「me,too」と指輪を見せる。 ここに母がいるからとか、結婚してるからとか、理屈じゃない。
絶対に、やだー!!!!!! 「If you kiss me,I pay back $10 now」 じゅ、じゅうドルであなたの頬には口をつけられません! いったい何考えてんだ、この男は。 この間、母とお兄ちゃんがどうしていたのか全くわからぬ。 そしてケーシーアナゴは呆れたように手を振り、私たちはその部屋を出た。 お兄ちゃんが入口まで送ってくれると言う。 「are you ok?」 okなわけねぇーだろ!
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