テーマ:ヨーロッパ旅行(4174)
カテゴリ:ロシア
エルミタージュの大型バス専用駐車場に着いた。 雲ひとつない気温30度のサンクトペテルブルグの空に「冬の宮殿」は映える。 神々しいくらい。 皆様、ひとくちに「エルミタージュ」と言っても、それはそれは広いのです。 上空からの見たエルミタージュ。 右上、アレクサンドルの円柱の辺りに立つと こんな感じ。 背側は旧参謀本部。 1905年の「血の日曜日」事件、1917年の10月革命はこの広場で起こった。 現在、冬はスケートリンク。 これだけ広ければ、楽しめそう。 アレクサンドルの円柱は1812年のナポレオン戦争に勝利した記念碑で、花崗の一枚岩なんだけれど、完成したのは1833年で、勝利したのはいいのだけれど、20年も経ってから記念碑というのも随分悠長な話だ。 2000人の退役軍人がこの柱を直立させたそうだが、唯でさえ、寿命が短いロシアで、20年待たせたら、せっかく戦ってくれた兵士の相当数は亡くなってしまうではないか。 旧参謀本部と聞くと、ええっKGB? SPY?なんて血が騒ぐがこれもナポレオン戦争の勝利を記念して建てられた物で旧海軍省へと続く。 シェーンブルーン宮殿のマリアテレジアイエローよりは薄い黄色だが、軍の建物とは思えないくらいの美しさ。 流石にエルミタージュは混んでいるので、開館前に来て、こうして待っている。 「もっとあっちに行きなさい」 「もっと遠くに行かないとアーチが入らない」 暇だからって、写真撮影の為、随分広場を走らされた。 暑いんですけど。
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