カテゴリ:C 【知的生産・情報カード】
「こざね法」の手順
梅棹忠夫さんの『知的生産の技術』(岩波新書)に紹介されている「こざね法」とは、次の手順でおこなうもの まず、ある主題について蓄積してきたカードその他の素材を、小さな紙切れに1枚1項目ずつ短い文で書き出し、その紙切れを机の上に並べてみる(これで自分の頭の中にあるその主題に関する素材がすべて、目の前にさらけだされる) 次に、その紙切れを1枚ずつ見ながら、それと論理的につながりのある紙切れをさがし、いっしょに並べる。何枚かまとまったら、論理的な筋道にそって紙切れを並べ、端を重ねてホッチキスでとめる。(これが「こざね」) 「こざね」の列がいくつもできたら、こんどは、その「こざね」どうしの論理的な関係を見てみる。関連のあるものを集めて、それらをクリップでとめて、みだしの紙切れを上にくっつける。最後にこのみだしを見ながら、文章全体の構想を考える。 それをもとに文章を書いて、できあがり。 カードからさらにカードをつくるようで、すこしめんどうな気もするが、アウトラインがガタガタしている自分の論文の2章と3章について、ためしにやってみることにする。 ―――― 感想 ―――― 私は、昔から、梅棹忠夫先生の ・ こざね法 ・ 京大式カード(ただし、B6サイズで) を、愛用してきた さらに、 KJ法も 商社時代は デスクの横に B6カードを収納するキャビネットを自費で購入 自分のデスクの横において 中東プランプロジェクトの 情報収集・管理に試用していた 本当は、PCも持ち込みたかったのだが 時代が時代だったので B6キャビネだけでも変質者(笑)と見られていて PCまでは、至らなかった しかたがないので これも未だ当時、珍しかったワープロを使っていた いまは、PCなんて、オフィスワーカーの 第一の道具 私は、パイオニアだった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.07.07 16:30:24
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