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カテゴリ:洋画(11~)
録画していた「24ファイナルシーズン8」見終わった。思えば、9.11直前から始まり、テロ対策室CTUのジャック・バウアーは、テロと正義との狭間で、何度も何度も選択を強いられた。ある時は、一人の命と国家、家族と国家とどちらを優先するのか、を選ぶ。最初は自らの妻を犠牲にしてでも国家を選んだジャックも、そのために妻や恋人が犠牲になり、シーズン途中からは明確に娘や恋人を選ぶようになった。また、イラク戦争の失敗を受け、国家を敵に回してでも、守るべきものはあるのか、彼はずっと「究極の選択」をしてきた。この最終シーズンでは、なんとアメリカ、ロシア両大統領がジャックの敵になる。それは、つまりアメリカ自体が迷いに迷った10年間だった。ということを示しているだろう。このシリーズを通しで観ると、アメリカの「原罪」が見えるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月17日 23時27分56秒
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