Taketoshiのヨッパー部屋 <Enak saja!>

地下鉄丸の内線国会議事堂前駅の構内にこんなポスターが貼ってありました。



「サンキュー、ユーキュー、秋休み。」と題し、社団法人日本ツーリズム産業団体連合会（TIJ）さんが推進する「秋休みキャンペーン」のポスターです。
今月中旬にある２週連続の３連休と有給休暇を取得して、「秋の大型連休」で疲れを癒すために旅行に出掛けましょう！という趣旨のようです。
私は８月に夏休みを取りそこなってしまったため、9月12日～14日の連続3日間を"夏休み"にする予定ですので、まさにこのキャンペーンのまんま「秋休み」を作ってしまうことになります。
なお、18日(火)は会社カレンダーでは「創立記念日」の休みにあたっていますので、12日から18日まで都合7日間の連続休暇になります。
と言っても、相方は普通にお仕事ですし、今週になって決めた「お休み計画」ですので、旅行など遠出する予定は全く無く、恐らく自宅に引き篭もることになると思います。


さてさて、昨日のランチは最近ご無沙汰していた、「オー･バカナル（AUX BACCHANALES） 赤坂店」に行ってみました。
というのも、午前中アークヒルズにオフィスがある某クライアントに書類提出の用事があったため、11時半頃のアポを入れて担当者に会い、その後でちょっと早めランチを「オーバカナル」で食べようと考えたからです。

また最近、poeme-utさんのブログでオーバカナルのランチが紹介されていた記事を読んで行ってみたくなったことも、今回久しぶりに訪れた理由の一つです。

こちらのランチは、もちろんレギュラーメニューのアラカルトもオーダー出来ますけど、ほとんどのお客さんは日替わりランチ（Menu）を注文します。
日替わりランチは、毎日「肉料理」と「魚料理」が用意されていて、基本のメインディッシュとバゲットがついて890円（税込）となっています。
ギャルソン達が忙しそうに店内を動き、テキパキと迅速にオーダーを取っていきます。
使用言語は「フランス語」なので、本当にフランスにある「カフェ」に座っているような錯覚に陥ります。
そう考えると「ランチ」じゃなくて、「デジュネ（déjeuner）」と表現したほうがいいかも知れません。



バゲットはお客さんが着席する前から、各テーブルにセットされています。
４切れありますが、これだけ食べるだけでもお腹いっぱいになりそうですね。



この日、私は「本日の魚料理（Poisson du jour）」の方を選びました。
この日は『黒鯛のポワレ 青のりソース（Filet de "KURODAI" poêlée sauce crème d'algue）』でした。
"sauce crème d'algue"（ソース クレム ダルギュエ）は、直訳すると「藻（も）のクリームソース」ってなりますね。（笑）
d'algueは英語のalga（藻）と同じだと思います。
「青海苔＝藻」という感覚は、恐らく日本人だとピンとこないでしょう。

画像のように、フィットチーネに青のりが入ったクリームソースが絡めてあって、その中央に香ばしくポワレした「黒鯛」がのっていました。
黒鯛は、ストレートにKURODAIと表現されていましたが、"pagre noir"と言う事はできないのかなぁ・・と思います。
皮はパリパリですが、身の方は火の通り加減が絶妙でとても柔らかく仕上がっていました。
残ったソースは、全てパンで拭い取ってキレイに完食しました。

「時間」と「お金」と「胃袋」に余裕があれば、サラダやポタージュ、それにデセールまで注文するデジュネだといいのですが・・総額で3000円を超えてしまいますし、1時間のランチタイムでは短すぎて、慌しくなってしまうと思います。

私が入った時間は11:45頃でしたが、食べ終わってお会計をする頃には順番待ちの行列ができていましたし、すぐ隣にあるブランジェリー（パン屋さん）の方でもカスクートサンドやキッシュを買い求めるお客さんでいっぱいでした・・やはり人気店なんですねぇ。

こちらのお店には、また近々機会を作って来たいと思います。