Taketoshiのヨッパー部屋 <Enak saja!>

今日のエントリーは今年５月に地元ひばりヶ丘駅南口から徒歩４分の場所に開店したインド･ネパール料理の「チャンドラ･スルヤ」というお店で食べたもの、飲んだものを紹介します。

元々、このお店があった所には昭和の香りが漂うレトロな喫茶店がありました。
15年近くひばりヶ丘に住んでいても、わざわざ煙たいお店に行くことはありませんので、これまで一度も利用したことはありませんでした。
ある日、お店の前を通りかかると、内装工事をやっていたのでリニューアルすると思っていましたが、全く業種が違う「インド･ネパール料理」のお店に生まれ変わっていました。
お店の感じからも禁煙店とは思えませんでしたが、お客さんが少なければと意を決して扉を開けてみることにしました。



お店の看板には「インド･ネパール料理」と書いてありますが、店員さんはホール係も料理人もネパール人らしく、またメニューを眺めてみてもネパール料理が結構幅をきかせている感じでした。
といいつつ、カレー料理のほとんどは所謂「北インド風」のメニューになっていました。
私自身も1998年に一度だけカトマンズ周辺に行ったきりなので、ネパール料理のコトはよく分かりませんが、メインで食べようと思ったカレー以外はなるべくネパール料理っぽいものを注文するようにしました。

何はともあれ、最初にアラカルト２品(以下紹介します)を注文すると同時にネパールのビール「ムスタン」からスタートしました。
ボトルの後ろに写っているのは「パパド(豆のせんべい)」というスナックで、濃い目の味が付いているのでビールのおつまみにピッタリのものです。



ネパール料理と言えばコレでしょうということで、↑「モモ」(550円)は絶対に外せません。
メニューにはわざわざ「エベレストモモ(ネパールの蒸し餃子)」と書かれていました。
ほとんどのお客さんがカレー料理やタンドーリ系のメニューしか注文しない中、いきなり初見さんの私達が「モモ」を前菜代わりにオーダーしたので、店員さんは困惑したような表情でした。
ということで、具の餡を作ることから始めていましたので、この「モモ」が出てくるまで10分以上待たされました。
餡の具は鶏肉を主体としてコリアンダーが香る美味しいものでした。
大きさや餡の量、皮の厚さもマチマチという手作り感も良かったです。



「モモ」が出てくるまで時間がかかり、パパドだけで飲み進んでしまったため、モモを食べ終えた時には２本目を注文していました。
ということで「ムスタン」に続いて、上画像のインドビール「キングフィッシャー」をお願いしました。
キングフィッシャーはクセがなく、日本人が飲み慣れている親しみやすい味なので人気があると思います。



↑コチラは前菜の２品目、「マライティッカ」(4ピース、800円)です。
「マライティッカ」とは、骨なしチキンをヨーグルトなどで漬け込んでマリネした骨なしチキンを窯焼きしたものです。
付け合わせのサラダのドレッシングのオレンジ色がキツイ感じでしたが、肝心のマライティッカは味がよく染み込んでいて旨味があり、柔らかくて食べやすかったです。
ビールのアテにピッタリの前菜でした。



数あるカレー料理のメニューの中から選んだのは、↑コチラの「Aloo Gobi」(アルー･ゴビ、750円)でした。
私の認識では、Alooは「ジャガイモ」、Gobiは「カリフラワー」ですので、「ジャガイモとカリフラワーのカレー」ということになります。
しかしながら、メニューの日本語説明には「ジャガイモとブロッコリーのカレー」と書かれていました。
英語でググってみても、Gobiはカリフラワーと記述されていますので私の認識が正しいことになりますが、実は今回いただいた「アルー･ゴビ」のカレーは量は少なかったものの、ブロッコリーではなくカリフラワーが使われていました。
ジャガイモはやや固めでしたが、スライストマトや浅葱も添えられていたので、トータルで考えればこれを選んで良かったです。
ただ一つ失敗したのは「辛さ」のリクエストで、初利用で程度が分からなかったため、辛さレベルを「普通」にしてみたものの、ほとんど辛味を感じることがありませんでした。
次に利用する時は、「ちょい辛」をリクエストしたいと思います。



カレーと一緒に食べたのは、上画像の「プレーンナン」でした。
拙ブログで何度も書いているように、日本で食べるナンは最高級の良い粉を使っているため、世界で一番美味しいと思います。
今回いただいたものも例外ではなく、ふっくらと仕上がった熱々のナンは甘味もよく出ていて美味しかったです。
カレーソースの良さを更に引き出すためには「ライス」か「サフランライス」の方がいいかも知れません。
もし次回があれば、カレーのお供で「ご飯」を選んでみたいと思います。

お店は禁煙店ではありませんので注意が必要です。
ランチタイムにお邪魔していませんが、せめてランチだけでも禁煙を切望します。
今日のエントリーは以上です。