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2010年11月01日
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カテゴリ:つれづれ
 
よく人は幸せになりたい、といいますが、
幸せというのは、何かそういう素晴らしい状況があるから感じるのではなくて
幸せを感じる心があるかないか、だけだなあと思います。
幸せになるかならないか? ではなく、
幸せを感じるか感じないか? ですね。

人から見て、羨むような恵まれた環境にあっても
幸せではないと感じている人はとても多いですし
逆に、とても大変な状況にように見えても
幸せを感じて日々を生きている人もいます。

では、なぜ似たような状況でも、幸せだと感じる人と
不幸だと感じる人といるのはなぜなのかしら?
そのことを最初に考え始めたのは、私が20代前半の頃でした。
(ちょっと今日は昔話になりますが雫

当時、私は学生時代からつきあって、結婚しようとしていた彼がいたのですが
その彼が、突然、結婚はできないと一緒に暮らしていた家を出ていってしまって
新たな人生を模索し始めていました。
新居も構え、親から家具など買ってもらい、後は結婚するだけという時のことで
ショックと、親に申し訳なく思う気持ちとともに、なぜか
「これで、私の人生は新たな可能性が出てきたんだ」という、
何か冒険を始めるような気持ちがあるのを、どこかに感じていました。

その頃、私は音楽の仕事での才能に限界を感じてしまっていて
このままでは、どうせ音楽家としてたいしたことはできないのだし
結婚でもして、適当に仕事していよう、と結婚に逃げようとしていたことは、
自分でも充分にわかっていたことでした。
(まだ20代前半なのに、才能に限界を感じてあきらめるなんて、
今から考えると、ばかばかしいのですけどねあっかんべー
そして、結婚できなくなったことで、
「逃げないで、自分の道を歩いてゆきなさい」
と天に言われたような気がしていました。

それで、積極的にいろんな人と関わってゆくようになったのですが
その頃、知り合ったある男性と、初めてのデートをすることになり
とあるバーで待ち合わせました。

その彼は、その当時、40代の人でしたから、当時の私よりも
ずっと様々な人生の経験があり、海外での経験が長い人でした。

その待ち合わせのバーに着くと、その彼が一人の女性と話しています。

(もう人をデートに誘っておいて、他の女性を口説いているんだからなあNG

と、半ばあきれつつ、2人が話している席に向かうと、彼は全くわびることなく
「おお、中村!よく来た。この人は~~さんだ」と
私を彼女に紹介してくれました(私の名字は中村です)
そして、しばらく3人で話をした後、彼女が去って
私とその彼と2人になってから、彼が私に言うことには

「中村。今度、あの彼女と2人で会って、きみから話をしてあげてくれないか?
さっき、彼女は一人でバーに座って飲んでいて、その表情があまりにも
悲しみに満ちていたので、声をかけたのだよ。
そうしたら、やはり、かなり落ち込んでいて
長年、つきあっていた彼に振られて、もう死にたいというのだ。
だから、俺は、世界中のいろんな子供たちの話をしてあげていたところなんだ。
世界中には飢えて死にかけている子たちもたくさんいる
それでも日々、小さな幸せを感じながら、
一生懸命、生きている子たちがたくさんいる、
そんな世界のことを話していたんだ」

その彼は、そんな人間愛に満ちた人でした。

と、そんないきさつがあり、何で私が話をする必要があるのか
よくわからないまま、私はその彼女と後日、2人で会うことになりました。

今なら、もっとその彼女にいろんなことが言えたのでしょうが
当時20代前半の私は、ヒーリングなんて言葉さえ知らない時代でしたし
自分だって、彼に振られたばかりで、仕事もこれからどうしていくかわからず、
何も見えていない時でした。
それに、その相手の女性は30代半ばでしたし、そんな年上の人に向かって
気の効いたことなんて何も言えないし、一体、私に何を話せというのかしら?
と思いつつ、私は彼女に会うと、自然と自分の経験してきたことを話していました。
それは結婚のことだけでなく、私がそれまで経験してきた様々なことでした。

私の話を聞いていた彼女は、とても驚いた様子で

「信じられない。よくあなたはそんな辛い経験をして、
今まで生きて来れたわね。私ならとっくに死んでいるかも。
私より不幸な人っているのね」

というのです。

この言葉には私の方が驚きました。

私が経験してきたことは、それほど不幸な状況なのかしら?ショック

もちろん、大変な状況はいくつかあったものの
いくら考えても、私のそれまでの経験が不幸だったとは
到底思えませんでした。
(実際に、それよりもっと大変な状況は、その後、山ほどありました泣き笑い


その後、何度か彼女と会って、カウンセリングのように
彼女の話を聞きました。

そして、彼女は
「何だかあなたの話を聞いていたら、勇気が湧いてきたわ。
私もあなたのように強く生きなくては」

そういって、すっかり元気になっていったのでした。
自分の経験したことをシェアすることが、
誰かにとって勇気や元気をもたらすことがあるのだ
ということを初めて知った時でした。

そして、幸せか不幸かは、けしてその人の置かれている状況ではない
ということとともに、
なぜ、こんなに捉え方が違うのだろう?と考えるようになりました。

当時は、それは考え方の問題だと思っていました。

もし、あの時、20代前半で結婚してしまっていたら
その後、ニューヨークに来ることもなく
いくつかの素晴らしい出会いもなく
そして、今、最愛のおさむとの出会いもなかったのだなあと思うと、
あの時、結婚をやめて、出ていってくれた彼には、いつも
よくぞ、出ていってくれたよね~と感謝なのです。
(その彼は、今も私のよき友ですが)

仕事にしても、もしも何か音楽で満足する仕事ができていたら
今のように、ヒーリングの仕事で喜びを得ることはなかったかもしれません。
最も不幸だと感じるような出来事も、
最も幸せだと感じることへとつながる道かもしれないのです。

だから、今、起こっていることを
よいことだとか悪いことだとか、あれこれ判断しても仕方がないなあと。

でも、これは理屈ではなく、自分で体験してきたからこそわかったこと。
今、辛いと感じている人にそんな風に言っても
何も始まりません。

私のところにメールをくださる方の中にも
ご自身の今の大変な状況を書いて来られる方がいて
それはもちろん、その方にとっては大変な状況なのですが
本当の問題は状況そのものなのではなく、
その状況に対する感じ方。
感じ方は、考え方ではないのですから
その方が幸せを感じる力を持たない限り、何も変わらないでしょう。

では、幸せを感じる力って何だろうなあと思った時に
やはり、今、この瞬間に生きることができるかどうか、
なのだなあと。
いつも過去や未来に生きている限り、幸せは感じることができないのですね。

そして、今、この瞬間に生きるために、
潜在意識の中にある手放す必要があるものは、
手放してゆく必要があるのだと。
幸せを感じれない要因を一つ一つ手放してゆくこと。

人は、どんな人でも大いなる祝福を受けています。
でも、自分の中に曇りがあれば、それに気づくことはできません。
潜在意識の奥深くにある不必要なものを手放すことによって
もともと誰もが持っている大いなる祝福と光に
気づいてゆくことができるのだなあと。

だから、癒しやヒーリングは、今この瞬間を生きて、
幸せを感じるためのものなのだなあと、思うのです。


と、長々書いたわりには、なんか上手く伝えきれない感があるのだけれど、、
このままアップしちゃいます~ひよこ





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最終更新日  2010年11月03日 00時19分40秒
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