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カテゴリ:キネシオロジーの感想から
ここ最近、酷寒のニューヨークとなりました。
マイナス10度になるとさすがに寒くて 外に出ると、身体が固くなって、それだけで肩が凝ってしまうのですよね〜。 こうなると来月のハワイ行きが待ち遠しい。 さて、日々のキネシオロジーのセッションは熱く〜?繰り広げられています。 去年の年末ぐらいから、さらに加速的に変化されている方も多いので みなさんの変化に、私までこれからどうなるのかしら?とわくわくしています。 ということで、今日はみなさんから頂いた感想の中から二つご紹介しつつ つらつらと書いてみたいと思います。 シェアしてくださって、ありがとうございます まずはお一人目。 この方は3回目のセッションで 最初のセッションの後は、様々な疑問が湧いて来られたとのことで メールでいろいろとご質問されて来られました。 が、基本的にメールでの質問にはお答えできないことがほとんどなので そのことをお伝えしたのですが 3回目のセッションの後、その意味がストンと来たとのことでした。 先日はありがとうございました! 正直とまどいを感じながらも、少しずつ前進している手ごたえを 確かに感じています。そして今やっと、のりこさんが”口では 説明できない”とおっしゃってた意味が少しずつわかり始めています。 確かにムリですね。。。。 夫に、仕事をやめてみようかと思うと話してみたところ (これは離婚を切り出すくらい勇気のいることでした!) のりこさんの、おっしゃった通り、快く受け止めてくれました。 つい先日まではまさかこんな展開になるとは思っていなかったので、 なんだか狐につままれた感じです(笑) この方は過去2回のセッションで、かなり意識が変容されていて 3回目にお越しになった時は、初回のセッションの時とは その方から出てくる雰囲気というか、エネルギーが随分と変化していました。 でもその急な変化にマインドはとまどい 「狐につままれたような」感じになるのでしょうね。 メールでのご質問にお答えできない理由を上げれば、いろいろありますが 一つには、その問題がどこから来ているのか 身体に聞いてみない限り、話を聞いただけではわからないということ また、その疑問や質問自体が すでに本質からずれてしまっていれば 質問に答えたくても、答えようがないということもあります。 どこが本質からずれているのかを言葉で説明しても そのずれが変わらない限り とても理解できないのです。 つい先日もこのブログの読者の方から、IHに関するご質問があったのですが その質問は例えて言うなら 「リンゴは甘いものだと思いますが、誰が食べても甘いものなのでしょうか?」 という質問に答えるかのようで 前提となっている「りんごは甘いものだ」ということ自体が 思い込みの一つになっていて その質問が出てくること自体が、本質からかなりずれていたので お答えできませんでした。 例えば「楽に生きる」という目標で潜在意識を調整することがよくありますが この場合の「楽に生きる」ということをあえて説明するなら 何もしない、ということではなく、まただらだら過ごすことでもなく、 「自分が本当にやりたいことだけを気楽にどんどんやってゆく」と言えるかもしれません。 ですが、何が自分が本当にやりたいことなのかさえ、見えていない人もいるし 〜〜しなければ、とか完璧主義や不要な責任感があったり どんなことでも気楽にできない人にとっては、すべてが楽ではないので どういうことが本当に楽に生きるということなのか 例え、言葉で私がいくら説明しても、今の意識から抜け出ない限りは 理解しようがないのです。 でも、セッションを受けられて、潜在意識が変化をするにつれて セッション後、すぐにストンと腹で(感覚で)理解できるようになるので そういった疑問もなくなってきます。 この方の今回のセッションでは、初めて「今の仕事をやめる」という 進路が出てきました。 この方は「仕事をやめることなんて、とてもできない 夫にもとても言い出せない」と思われていたわけですが この方の身体は「夫はそれを受け入れてくれる、やめることがベスト」 と出てきたので、私はその身体からのメッセージをそのままお伝えしました。 私にはこの方の状況は何もわからないわけですから 私がアドバイスしているわけではなく クライアントさんの身体からの声を読み取っているだけです。 身体って本当に素晴らしい叡智ですよね、 どんなことであっても、その人にとってどうしればいいのか すべての答えを知っているのですから。 何年この仕事をやっていても、いつも感動します。 さて、これは別の方の感想です。 この方もこれで6回目のセッションでした。 セッションレポートをありがとうございました♪ 今回もてんこ盛りのセッションでしたね~。 過去のセッションレポートを読み直してみると 一度”記憶力”については調整いただいていたのですが 調整いただくことで、さらにその奥にひかえている問題がいろいろ上がってくるのですね。 だから一見同じテーマの”記憶力”についても、中身が全く違うというか 前のテーマと調整があって、今回にたどり着いたのだなぁ、と。 それを思うと、セッションレポートを読んで、ここまでたどり着いたんだ~ と感慨深い思いでいっぱいです。 問題によっては本当に奥が深いものがあるというか 要因がいろいろと多岐にわたって複雑に絡み合い存在しているため それらをひとつひとつ調べて取り除いていかなければいけないのですね。 なんという根気の要る作業! でも”要因”とされているものの中には、かつてその場をサバイブするために プロテクションになってくれていたものが多々あるので それらの感情に関しては、ほんとうにありがとう~ という気持ちで手放してゆく必要があるのですね。 そう思うと、一つ一つの感情を味わいつくすことの大事さがわかってきました。 私のように超ポジティブにとらわれて、それを危ぶませる感情をスルーしたり 受け入れ拒否したりしては、結局その感情を 心の片隅に残したままでいつまでの自分に残ってしまっているんですね。 人間って、なんという繊細、というか 本当にいろんなことを体感して生きるように精巧につくられている存在なのだなぁ、と思います。 そう思うと創造主の叡智に触れたような気がします。 これからは、この感情がどこからきているのかをよ~く見つめてみる作業をしていきたいな~ そしてどんな感情もちゃんと味わいつくしていかなきゃなぁ、と思っています。 この方は、以前も一度、記憶力についての調整を行い その時は、左右の脳の統合や原始反射などの調整だったのですが 今回は、記憶に関する海馬の調整とともに、もともと記憶力が悪くなってしまった 心理的な要因が出てきました。 それは「ポジティブ思考」でした。 嫌なことはさっさと忘れる、前向きに考える、くよくよしない というポジティブ思考の人は、その時に感じている恐れや不安や怒りなどの ネガティブな感情や感覚を抑えて次に進もうとするため 脳の記憶のメカニズムが、できるだけ早く忘れるように変化して 記憶力が悪くなることがよくあります。 実は、ポジティブ思考の人は、記憶力だけでなく、例えば内観力なども 影響しているケースが多いです。 自分の恐れや不安を見ないようにすると、自分の感覚がわからなくなり 自分が何がしたいのか、どうしたいのかも見えなくなってくるのです。 これはこの方ではないですが、先日もポジティブ思考の方の調整で その方は、本当の自分はチャレンジしたい、人と深くつながってゆきたいと感じているのに 過去に人との関わりでストレスがあったり、仕事で上手くいかなった時に その感覚を感じようとしなかったため 恐れや不安が潜在意識に押しやられてしまい 人との深いつながりや仕事でのチャレンジをやりたいと感じれなくなったわけです。 これがポジティブ思考でなければ 「自分は過去の失敗を恐れて、チャレンジできないでいるけれど 本当はチャレンジしたいのだな」 とわかりますが、恐れや不安を見ないので 本当の自分はチャレンジしたいということも感じれなくなります。 こういうポジティブ思考のパターンは大抵、子供の頃に生まれているので 脳の内観力に関わる様々な機能がずれてきます。 ですから、セッションでは、心理的な要因と脳の機能の両方から 調整することが多いです。 そして、この方も書かれているように 私たちはいろんな感情や感覚を体験しようと生まれてきているので そのブロックやずれも人生の中では一つのプロセスであり すべてが無駄ではなく、こうして本質に戻ってゆく過程が 人生の喜びそのものなのです。 まさに創造主の叡智は、自分の本質の叡智であって その叡智はどんな人であっても、本来持っているもの。 自分に自信がないとか、将来が不安とか、やりたいことがわからない、とか 認められなければ、とか、成功していない、などのマインドは その叡智から離れてしまっていることを示しますが それはいつでもそこにあり、いつでも私たちが気づくのを待ってくれています。 記憶力にしても、人間関係、仕事、お金や結婚の問題であっても 今、何かの問題がある、ということは その叡智に向かってゆくための道しるべになります。 人生は、自分の中の無限の叡智とつながってゆくプロセス。 今はそうは思えない人もいらっしゃるでしょうが 本当はすべてが愛おしいものなのです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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