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2017年02月22日
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カテゴリ:つれづれ

数日前、2月19日に、私の父が他界しました。

享年82歳でした。

今から、8、9年前に脳梗塞で倒れてから、奇跡的に回復して

一時は、普通に歩いたり、食事をしたりできるようになったものの

その後、パーキンソン病を発症し

また、その薬の副作用もあり、身体のありとあらゆる器官がダメージを受け

歩くこともできなくなり、入退院を繰り返していたのですが

もう去年はずっと入院していました。

母曰く、薬の副作用で、記憶がもう曖昧になっていて

今、自分が入院していることもわかっていないとのことでしたが

去年の10月に私が病院を訪れた時は

比較的元気で、食欲もあり、私に

「仕事は順調か?』などと聞いてきて、しばらく話をすることもできました。

母の話では、こんなにまともに話をしている父を見たのは

久々とのことでした。

でも、薬の副作用で、足の皮膚が赤黒くなっていて

父が痛がるので、医者からもう薬ではどうにもならないから、切断した方がいいと勧められ

去年の年末に、足の切断の手術を受けたのですが

その手術の後、急に体力が落ちて

食べることもできなくなり、意識も朦朧としていました。

今回、ハワイに行く前に、母と電話で話をして

いよいよもうダメかもしれない、とのことで

「私は、このリトリートの最中は日本に戻るわけにはいかないけれど

3月になれば、日本に戻ることもできるし

もしも何かあったら、ニューヨークの自宅の電話に

メッセージを残しておいてくれたら

ハワイからでも聞くことができるので、すぐに電話して」

と母に伝えていました。

そして、そのお知らせを受け取ったのは

第2班のリトリートがスタートして8日目のことでした。

第1班は6泊7日のリトリートですが、この第2班は、9泊10日で

リトリート+キネシオロジーのクラスでした。

その日の前日に1日ハワイツアーも終えて、残りは3日間のクラスという時で

その日の午後は、二人一組で14筋反射の取り方の実践を行っていました。

私はみんなの実践の間、それぞれのテーブルに回って

プロセスを見守ったりアドバイスしたりしていたのですが

ひと段落したので、椅子に座って、マックを開いたら

母からの留守電メッセージが入っていることに気づいて

胸がドキンとしました。

「この日のクラスがまだ終わっていない時に

今、ここでメッセ~ジを聞かない方がいいかもしれない」

そんな思いがよぎりましたが、それでも聞かずにはいられず

マックを持って外に出て、母からの留守電へのメッセージを聞きました。

そして、その予想通り

それは父が亡くなったというお知らせでした。

ズドンと胸に突き刺さるようなショックを感じました。

母の「あなたが帰ってこれる3月まで

お父さんが持ちこたえてくれるように祈っていたのだけど」

という言葉が、こだまのように私の中で響きました。

父が逝くことは、8、9年前の脳梗塞の後からずっと覚悟はしてきたのに

私が帰ることができないシチュエーションで父が逝ってしまうことを

私は意識のどこかで、とても恐れていた

ということを改めて感じました。

修に「お父さんが亡くなった」と伝えると

「このタイミングだったのか~」と抱きしめてくれて

涙が止まらなくなりました。

でも、この日のクラスが終わるまでは、参加者には伝えないでいようと

最後までクラスを行いました。

そして、夕食の後にみんなにシェアしました。

父が亡くなったことは、とても悲しいけど、

でもこの8、9年間、ずっと病気で苦しんできた父にとっては

やっと楽になれたわけだから

むしろ、祝福してあげたい気持ちであること。

ただ、父の最後を見送りたかったという思いが

私の中で大きかったこと。

それでも、やはり、すべては完璧なタイミングで起こっている

ことを信頼していること。

話ながらも、涙がポロポロと流れてきました。

すると、参加者の一人が

「のりこさん、明日の朝、日本に戻ってください。

私たちは、もう十分やってもらったし、残りのクラスは

また次回日本でクラスを開く時にでも、参加させてもらったらいいですから」

と伝えてくれました。

すると、みんなも「そうしてください、私たちのことは大丈夫ですから」

「日本では親が亡くなったら、仕事は休むものです」

「私たちはクラスはいつでも受けれるけど、お父さんを見送るのは

もう二度とできないのですから」

と口々に言ってくれました。

このクラスのために、日本からハワイまで来てくれているのに

私のために、そう言ってくれるみんなの気持ちが本当にありがたくて

みんなの言葉を聞いているうちに

もしそれが可能なら、明日の朝、日本に立てば

お葬式には参加できるだろうし、そこで父を見送ってから

リトリート第3班が始まる前に、またここに戻ってくることができるかも

という思いが私の中に芽生えてきました。

父が亡くなったというお知らせを聞いた瞬間から、父との思い出が

走馬灯のように私の中に出てきていて

もう父のスピリットは父の肉体を去ってしまっているとしても

最後に一目、父を見たいという思いが湧いていました。

でも、同時に、今、ここで日本に戻ったら、それはそれで

後悔を残すような気もしていました。

もし父なら、こういう時どういうだろう?と思ったら

責任感の塊のような父のことだから

「そんな仕事をほっといて帰ってくるな。俺のことはいいから

そこで自分の仕事をしなさい」

というのだろうなあと。

みんなは「のりこさんがやりたいようにやってください」

と言ってくれたものの

お葬式に出て、父にお別れを言って、見送りたい

という思いと

このリトリートでみんなと最後まで一緒にいたい

という思いの両方が私の中にあり

この時、どうしたらいいのか、全くわかりませんでした。

感情が高ぶっていたし、とてもその時の私では決断することができず

修が「それならカードを引いてみたら」と言って

マップカードを持ってきました。

そして、引いた1枚目のカードは

「今は自立を求められている。甘えることなく

自分がやるべきことをやること」という内容で

どう見ても、これはみんなの言葉に甘えるのではなく

ここに残るという意味に捉えられました。

でも、まだそれを受け入れられず、さらにモヤモヤしたので

2枚目のカードを引くと

ゴーストランドというカードで

「追憶の中に生きるのをやめて、今を生きなければなりません」

という内容で、これもどう見ても、ここに残るという選択を

示唆する内容でした。

参加者の一人が

「ゆうきちゃん、これはどう読む?」

とゆうきちゃんのカードのリーディングを聞きました。

しばらくの間、黙って、そのカードを見ていたゆうきちゃんは

言いにくいことを言う時の面持ちで

「私は自分のお父さんが亡くなった時に

ずっとそばにいることができたし

のりこさんにも戻って欲しいと思うのだけど。

でも、このカードはここに残れと言っている。

どうして?

どうしてのりこさんは、残らなければいけないの?」

とポロポロ泣いていました。

「でも、このカードは、どこにいてもつながっているから大丈夫と言っている」

ということも伝えてくれました。

ゆうきちゃんのカードリーディングを聞いたことで

私の中にあった感覚もクリアになってきました。

みんなの申し出はとても嬉しかったし、葬儀に出たい気持ちも大きいけれど

やはり、最初に私が決めていたように

このリトリートが終わるまでは日本に帰らないという

決断をすることができました。

ここに残ることが、今の私には必要なことで

そして、これは単に「仕事の責任感」というようなことだけではなく

私の本質が、魂が求めていることだということを強く感じていました。

それから、お酒が好きだった父のために一杯飲みたいという私の思いに応えて

みんながワインを一杯ずつ付き合ってくれました。

一方で、決断はしたものの、今度は私の中に

母に対して、こんな時にそばにいてあげることができないことへの

罪悪感や不十分感が生まれて、ズドンと落ちて行きました。

もう身体も精神も限界で

とても次の日、クラスをやれそうになかったこともあり

この日の夜に修がキネシオロジーのセッションをやってくれました。

父の逝去のお知らせを受けた時のショックで、エネルギー的な統合率は

一気に70%まで下がっていて

グラウンディングが下がったところに、みんなのエネルギーと共鳴して

さらに悲しみや無力感が強くなっていました。

セッションの中で、もう父には生きて会えなくなったのだという寂しさや

最後のお別れも言えなかったという無念さや

母への罪悪感、無力感のような感情が

一気に出てきて、ワンワン泣きました。

修は静かに抱きしめてくれた後

サウンドヒーリングでそれらの感情や思いをリリースしてくれました。

ヒーリングが終了した後、すっきりして

いつもの自分を取り戻すことができました。 

そうしているうちに、弟の奥さんからのメールで

お通夜は、次の日、そしてまたその次の日がお葬式になったことが連絡があり

その後、母と電話がつながり、母と弟と話しをすることができました。

今回、弟夫婦が母のサポートをしてくれていることが

何よりも私の心の大きな支えでした。

父の最後は、苦しむこともなく、眠るように安らかに

亡くなったとのことでした。

母が「あなたはこれまで、もう十分にやってくれたからね。

今、戻ってこれなくても

お父さんに、あなたの気持ちは届いているから」

と言ってくれました。

そして、3枚目のカードを引いたのですが、選ばれたたカードは

「悲しい抱擁」というカードで

内容は「損失は人生の一部です。癒すための時間を取ってください。

失望は感じ方の一つの形式です。

もし期待と合わなかったのであれば、悲しみと悲観とともに

損失感が生まれます。その感情を表して下さい。

涙は命を復活させる癒しの雨です」

という内容でした。

お葬式やお通夜は、故人の為というより

残された人たちが、故人と感情的、精神的にお別れをするためのものなのだ

ということをこの時ほど思ったことはありませんでした。

でも、その希望が叶わなくても、私はここで父とお別れをすることができるのだと

いうこともわかっていました。

その日はボロボロ泣きながら眠って

次の日の朝、起きた瞬間からポロポロと泣いて

私の目はすっかり腫れ上がってしまいました。

でも、気持ちはかなりすっきりしていて

その朝の弟の奥さんからの

「お母さんと、私たち3人(弟夫婦と子供)で

お父さんをしっかり見送ってきますからね」

という暖かなメールを読みながら

私は今、ここでのクラスとみんなに全力を向けよう

という気持ちになっていました。

親が亡くなることは、誰でも経験することであって

時間とともに癒されていくのは自然なことですが

ヒーリングはそのプロセスを一気に早めるなあと。

そして、次の日のクラスの内容は

インナーチャイルドヒーリングでした。

このクラスの参加者は、全員、超エンパスだったこともあり

私のエネルギーに共鳴して、それぞれの不十分感が罪悪感が強く出ていました。

そのことが、逆にみんなのインナーチャイルドへのアクセスを高めることになり

クラスの実践の中で、大きな解放が起こっていました。

クラスの後、参加者の一人でサイキック的な力がある人が

「解放の最中に、のりこさんのお父さんと会いました。

こんな風にお世話になっています、とお礼を言っておきました」

と伝えてくれました。

そして、この日のクラスを行いながら

本当に全ては完璧なのだ、ということをひしひしと感じていました。

そして、昨日、2月21日に父の葬儀が終了しました。

母曰く、思っていたより多くの人がお通夜とお葬式に来てくれて

とてもいいお通夜とお葬式だったとのこと。

私のいとこが、お通夜の後

「僕はおじさん(私の父)とここで一晩、焼酎を飲みたいので

皆さんは家に戻ってください」と言ってくれて

お通夜の後は、母は家に戻って眠ることができたとのことでした。

父がみんなに温かく見送ってもらうことができて、本当に良かった。

私は、このリトリートが終わった次の日、3月3日に

一度、日本に戻ろうと思っていたのですが

その後、母と電話で話をしたら、3月よりも

四十九日法要の納骨の時に戻ってきてほしいということでした。

4月はカラニリトリートでのロンのクラスの最中ですが

オーガナイザーと言っても、実際のクラスが始まれば

特にやるべき仕事はないので

修もいるし、私が1週間ぐらい、いないのは問題ないし

4月に入ってから1週間ほど、福岡に戻ることに決めました。

私は仏教のいうところの、四十九日目に故人が天国と地獄に分かれて旅立つ

という話は信じていないですが

そういうセレモニーを通じて、改めて父とお別れができるような

気がしています。

こうして激動の第2班リトリートが昨日、終了し

明日には、リトリート第3班を迎えます。

父のことだけでなく、本当に色々なことがあった第2班リトリートでしたが

みんなと喜びも悲しみも分かち合うことができて

深いつながり感を持つことができたなあと。

お父さん、これまでありがとう。

お父さんの娘として、生まれて来ることができてよかった。

どうか安らかに天に召されてくださいね。

読んでくださって、ありがとうございます。






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最終更新日  2017年02月23日 09時01分43秒
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