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2023年02月12日
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カテゴリ:つれづれ

ここ最近も、色々と変化や気づきが起こっているのですが
まだ、うまく言葉にまとまらないので

今日は、どうでもいい私の独り言を。

(ってか、全てが基本、どうでもいいと言えるが😅)

昔から、私の母が、口癖にように言っていたことで

「今度、生まれ変わったら、絶対に面白い人と

結婚するわ。毎日、笑わせてくれる人がいい」

と言っていて、当時は

へ~そうなのね~ぐらいに聞いていたのですが

ここ数年、その母の気持ちが

よくわかるようになりました。

私の父は、酒を飲めば上機嫌になって、たまに

冗談も言っていましたが、普段は、無口な人で

特に楽しい人ではなかったので

毎日、笑いたい母としては、

それは叶わぬ夢だったわけです。

だから、ずっと母自身が

家族を笑わせることに全力をかけてきて

だから、今度、生まれ変わったら

自分が笑わせてもらう側になりたいと

どこかで思っていたのだということに

去年、私がロボット遺伝を調整した時に

改めて気づきました。

だから、私が、今回、日本に帰った時には

母のお喋りを聞きたいというのと

母を笑わせたいという気持ちでした。

そんなことを思ったのは

生まれて初めてのことなのです。

だって、私が笑わせなくても

母は笑っていたから。

そのことが、どれだけありがたいことだったのか

もちろん、以前からわかってはいたけど

最近、本当に感謝が溢れて来ます。

先日、日本に帰って、母の話を聞く中で

母の父、つまり私の祖父の話を聞きました。

祖父は、神社の神主をしながら

市会議員としても働いていた人ですが

人が大好きで、乞食のような人でも、家に呼んで

食べろ食べろと、ご馳走したり

周りの人を笑わせることばかりしていたそう。

だから、祖父が脳梗塞で倒れて、半身不随になった後も

多くの人に慕われ、愛されていたとのことでした。

祖父のこんな話を聞いたのは初めてのことで

だから、母にとって

人にご飯を作ってご馳走することと

人を笑わせることが、愛そのものだったことに

改めて、気づいたのでした。

誰かと一緒暮らすことの意味って

毎日、笑うためにあるんじゃないかとさえ

最近は、思うのです。

私が2019年に離婚した後

一人で暮らすのって、何と自由で楽なのだろう

ということに、初めて気づいたのですが

唯一、これは問題だなと気づいたのが

誰かと一緒に暮らさないと

毎日、笑う機会が少ないということでした。

友人と会うと言っても、毎日会うわけじゃないし
一人で暮らしていると
毎日、笑うことはなかなかないのだなと。

それで、離婚前は、一度も見たことがなかった

お笑い番組を、いつの間にか

YouTubeで毎日のように
見るようになっていました。
(1日一度は、笑わないと死んでしまう病かもショック

昔、父が母に向かって

「お前は、本当に無駄な話ばかりするなあ」

と言っていて

当時の私は、父寄りの考え方だったので

「ほんと、お母さん、なんでこんな無駄な話

ばかりするんだろう」と思っていたのです。

だから、女性同士の無駄話よりも

男性同士が話す、人生やこれからのビジョンについて

語り合う方が好きでした。

でも、不思議と、歳を重ねるにつれて

母の性質の方が、私の中で強くなって

気づけば、無駄話が大好きになって

最近、気づいたのは

無駄な話だからこそ、笑えるのだということ。

自分の本当の想いや気持ちを

分かち合ったり、人生を語り合うことも

大切だけど、日々、無駄な話をして

笑いあうことも必要なのです。

ということで、先日

「もしまたパートナーを選ぶとしたら

笑わせてくれる人がいいな」

という話を、友人と話していたのですが

その友人が

「でも、いくら笑わせてくれても

話を聞いてくれる人じゃないとだめでしょ?」

というので、確かに、そりゃそうだなあと。

「すごく面白くて笑わせてくれるけど

私の話は聞いてくれない人」と

「笑わせてはくれないけど

話を聞いて寄り添ってくれる人」

うーん、究極の選択だけど

やっぱ、話を聞けない人は無理だなあと。

女性にとって、ただ話を聞いてくれる男性

が必要なのは、スピリチュアルじゃなくても

よく言われていることですが

これが、日本人でも、20代、30代の男性は

自然にできる人も多いのですが

50代以上の男性には
1割もいないように思います。

女性にとって、話を聞いてもらうということの意味は

自分が感じていることを

体感として理解してもらうということ。

だから、多くの女性にとって求めているのは

アドバイスではなく

ただ話を聞いて、寄り添ってもらうことなのですが

夫に何か話をすると「こうしたら?』とか

「これが問題なんじゃない?』とか

アドバイスされたりするわけで

だから、この年代の多くの女性は

話を聞いてもらいたい、という気もなくなって

だんだんと、夫婦の会話も

なくなってしまうのですよね。


そう考えると、全く女性に寄り添うこともせず
笑わせることもしない父は
今の時代では、あり得ない男性だけど
それでも、めげずに、いつも笑わせようと
話し続けていた母って、尋常じゃないパワーだなあと。

いつだったか

「今度、生まれ変わったら、絶対に面白い人と

結婚するわ」と話す母の言葉を聞いて
父が、真面目な顔で
「俺は、生まれ変わっても、またお前と結婚したい」
と泣きそうになって言うのを聞いて
母は、嬉しそうに笑っていました。


普段は、面白い話で、笑わせてくれて

でも、話を聞いて欲しい時には

じっくりと聞いて、寄り添ってくれる。

あ~そんな男性と巡り逢うのは

やっぱ、生まれ変わらないと無理かしら泣き笑い






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最終更新日  2023年02月13日 15時47分32秒
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