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2023年04月27日
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カテゴリ:エジプト

さて、話は遡って

ルクソール空港で待っていてくれたのは

2年前に出会ったボブでした。

2年前に、和美ちゃんとエジプトに来た時に

booking,comで予約したタクシーの

運転手として、彼と出会ったのですが

出会ってすぐに、とてもいい感じの人だったで

彼にルクソールでのドライブを全てお願いしたのでした。

彼は、ぼったくったり、さらにチップを要求したり

知り合いの絨毯屋さんに連れて行ったりしないのは

もちろんですが

(エジプトのガイドやドライバーは、そういう人が多いので)

人懐っこく、コミュニケーション能力が素晴らしくて

いつもニコニコして、ユーモアで、楽しませてくれました。

さらに2年前の最後にルクソール を発つ時には

私と和美ちゃんに

キーホルダーとネックレスをプレゼントしてくれて

また戻ってくるかどうかわからない旅行者に

プレゼントを買って、渡すだなんて~と

すごく感激したのです。

もし、今度、ルクソール に来ることがあったら

必ず、また彼に運転をお願いしようと決めていました。

彼には、前日に連絡したのだけど、すごく喜んでくれて

空港まで迎えに来てくれました。

飛行機は2時間遅れて着いたのですが

相変わらず、ニコニコして出迎えてくれました。

まず、私にとって良いのが、彼がガイドではなく

ドライバーだということです。

2012年と2019年にエジプトに来た時は

旅行会社のプライベートツアーのガイドを雇って

神殿を回ったのですが

ガイドの話すことの98%ぐらいは

すでに私が知っている話か、ほとんど興味がない話で

それを聞いているのも疲れるので

2021年からは、一切ガイドは雇わないで

現地まで、車を運転するだけのドライバーだけ

雇うことにしました。

それでも、ドライバーによっては

ここは有名なモスクだ、とか

博物館には行ったか?とか

色々話してくるのですが

ボブは、一切、遺跡や観光名所などの

説明をしたり、勧めてこないので

(多分、あまり興味がないのかも)

それが私にとっては、すごく居心地が良いのです。

また、彼の良いところは、機転が利くので

物事がスムーズに進みます。

彼は、様々なところで、頻繁にチップを渡すのですが

例えば、アビドス神殿までは、ルクソール から3時間の距離で

その間に、警察の検問が6~8箇所ぐらいあります。

彼は、どこでチップを渡す方がいいのか心得ていて

その検問に近づくと、ニコニコしながら

手にチップを持って、外の人からは見えないように
車の窓の下に手を置いています。

そうすると、検問の人がやって来て

周りの人からはわからないように、さっと窓の下に手を伸ばし

そのチップを受け取るのです。

なぜ、検問の人は、ボブがチップを持っているのが

すぐにわかるのか、わからないのですが

そのあたりは、もうあうんの呼吸で

検問の人はニコニコして、ボブと1、2言、挨拶を交わし

私たちに、もう行っていいとすぐに通してもらえるのです。

後で、

「もし、あのチップを渡さないと、どうなるの?』

と聞いてみると

「トランクを開けられて、証明書や免許証などを見せたり

いくつか質問されるだけだ。

でも、その手間が無駄だから

これぐらいのチップは構わないんだよ」 

とのこと。

なるほど~

こう言う時、彼が渡すチップは、大体50EGP

(1~2ドル)でした。

さて、今回、ボブのおかげで、助かったことがあって

それは、ルクソール3日目に訪れたアビドス神殿でのこと。

この日は、何とかいう国をあげての祝日の日で

学校も政府機関も3日間は、全てお休みになるという

お祭りの初日の日でした。

街は、たくさんの人が表に出て

賑わっていました。

私たちは、朝7時にホテルを車で出発したのですが

「多分、今日は、僕の携帯が鳴り止まないと思うよ」

と言う彼の言葉通り

彼の携帯には

ひっきりなしに、家族や友人からの

お祝いの電話がかかって来て

車を運転しながら、対応していました。

「そんな大切な祝日だったのね。

ごめんね、知らなくて

そんな日にあなたに

運転の仕事をお願いすることになってしまった」

と言うと

「いや、全く問題ないよ。

君は、もう家族なんだから
家族がルクソール に来た時に

ケアするのは当たり前なのだから」

とボブ。

相変わらず優しい😭

街を走っていると

たくさんの子供たちが

荷台に乗っているのにすれ違ったりするのですが

私に気づくと、みんな手を振ってくれたり

ピースして、微笑みかけてくれました。



アビドスの街に入ると、

着飾った子供たちがたくさん歩いていました。

車が一時停していると、子供たちは

ウインクしたり、中には10歳ぐらいの

男の子が、車の窓に近寄って来て

投げキッスしてくれたり。

なんとも可愛い。

そうして、アビドス神殿に着いた私たちは

驚愕しました。

溢れるばかりのエジプト人が

アビドス神殿の入り口にいたからです。

神殿にこんなに人が多いのは、初めて。

(彼も初めてだと言ってました)

この日は、エジプト人は、多分、入場料フリーで

入れるのでしょう。

通常、ボブは、どこに行っても、必ず、神殿や移籍内には入らず

敷地の外で、私との待ち合わせ時間まで

カフェなどで時間を潰しています。

もし長くなるようであれば、電話すれば

いくらでも待っていてくれます。

この日も、駐車場に車を止めて

「それじゃあ、1時間30分後に、この場所でね」

と約束して

私は、彼と別れて神殿の入り口に向かいました。

建物のチケット売り場の近くは、さらにすごい人です。

と、一人の警官が、こっちこっちと手招きしてます。

あ、これはチップ渡して、スムーズに通してもらうパターンだな

とその警官について行くと、

やはり、チケット売り場ですぐに私が買えるように

他の人をかき分けてくれました。

そこでチケットを買おうとした瞬間

息を切らせて、駆け込んできたのが、ボブでした。

「え?どうしたの?」

と聞くと

「今日はダメだ。人が多すぎる。

君を一人にはしておけない。

今日は僕も一緒に中に入る」

とボブ。

一瞬、困ったな、と思いました。

と言うのも、私は、このアビドス神殿の一室で

あるワークをするように
その日の朝、トートに言われていたので

一人になる必要があったからです。

でも、どちらにしても、この人の多さでは

ワークはできそうにないなあ、と

ボブの言う通りにすることにしました。

そして、ボブの判断が正しかったことが

すぐにわかりました。

私は、神殿内に一歩入った途端

15名近くの、男の子たちに一気に取り囲まれたのです。

まるで、初めて日本人を見るかのように

ワイワイと集まって来て
私の写真を携帯で撮ったり

一緒に写真を写ろうとしたりして

いきなり、カオス状態。

ボブが

「この人に触っちゃダメだ」

と少年たちに言いながら

手でみんなを押しやって、私をガードしてくれなかったら

私は、もみくちゃにされていたかもしれません。

みんなニコニコして、無邪気な少年たちで
特に危険な感じはしなかったのですが

ボブが

「携帯とバックに、気をつけて。

中には、隙を狙って携帯を奪うキッズもいるから」

と言うので、

しっかりとバッグを手で押さえていました。

それで、どの部屋に行っても、キッズが寄って来て
(たまに大人の男性も混じっている)

私が壁画の写真を撮ろうとすると

自分たちが入って写ってしまうのです。

あの~あなたたちじゃなくて
壁画を撮ろうとしているんだけど〜☺️




このハートに手を当てている少年が

何やらアラビア語で、私に一生懸命に話しかけて来て

ボブが

「あなたは、愛がある人です、と言っているよ」

と通訳してくれました。

そんなピュアな目で真っ直ぐに見つめられると

こっちがドキドキ☺️

困ったな~これじゃあ、とてもワークはできないなあ

今日は仕方ないから、ワークやらなくていいかと

一応、トートに聞いてみると

「なんとしても、やりなさい」とのお答え。

え~、どうしたらいいの~

と思っていると、ボブが近くの警官を捕まえて来て

チップを渡し、私の行きたい部屋まで

ガードしてくれるように

頼んでくれたのでした。

そして、その警官は、私が終わるまで

その部屋の入り口で、他の人が入ってこないように

見張っていてくれて

私は、その間、その部屋に一人でいることができました。

わ~助かった~

トートに言われたワークを無事終えることができて、ほっ。

この日のアビドス神殿には、私の他は

アメリカ人の8人ぐらいのグループが

警官に護衛されて回っていたのみで

95%以上は、地元のエジプト人でした。

 

外に出ると、女の子もワイワイ集まって来て
私と一緒に写真を撮ろうとします。



後で、ボブに

「どうして、みんな、私と写真を撮りたがるの?』

と聞くと、ボブは

「そりゃ、FacebookやSNSで、日本人の旅行者と写真写った

と載せるためだよ」

と言うのですが

アビドスは、たくさんの日本人も訪れるところで

特に珍しくもないだろうし

私は、エジプトに来てこれまで一度も

そんな体験をしたことがなかったので

なんだか不思議でした。

それにしても、

もし、ボブが中について来てなかったら

どうなっていたことか。

体格のいいボブがそばにいてくれて

安心していましたが

もし私一人だったら、対応に困っていただろうし

ちょっと不安になったかも。


ドライバーだけど、こう言うところは

ガイドのような気遣いや機転を
働かせることができるのが

素晴らしいなあと。

「あなたは、世界一のドライバーだって言ったけど

世界一のボディガードでもあったのね」

と伝えたら

「ほんと、君に何もなくてよかった~

オー神様。あの時、君を一人にしなくてよかった~」

と言っていました。

と言うことで、この続きはまた〜

これは、後日、ボブとレストランに行った時の写真。













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最終更新日  2023年04月28日 03時09分20秒
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