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東京証券取引所が30日に発表した26日申込時点の信用取引の買い残高(東京・大阪・名古屋3市場、制度信用と一般信用の合計)は、7週連続で増加した。買い残高は1兆5096億円と、昨年10月3日(1兆7585億円)以来、約9カ月ぶりの高水準となった。前の週に比べると114億円の増加。増加額は前の週(約2203億円)からは減少した。
一方、信用売り残は2週連続で減少。売り残高は前の週に比べて432億円減少し、9035億円だった。信用買い残を同売り残で除した信用倍率は1.67倍と前の週(1.58倍)から上昇した。 この週(22~26日)の日経平均株価は週半ばに9500円台で推移する場面があり、押し目と見た個人投資家は買いを入れた。ただ、上昇基調に一服感が出たことで手じまう個人もいたと見られ、増加額は小幅にとどまった。 個別では、みずほFGの買い残が増加する一方で売り残は減少した。三洋電、富士電HD、GSユアサは買い残増加が目立っていた。環境対応車関連との位置づけで物色を集めた明電舎は、売り残と買い残がともに増加し、強弱感が対立していた様子がうかがえる。農業関連との位置づけから、この週連騰していた井関農は売り残が増加しており、高値警戒感が意識されやすかったようだ。 (日経新聞より 6/30 17:38) 【上記の感想】 目先は強いという安心感、もっと儲けたいという欲望が、信用買い残の増加につながるのだろう。 信用倍率は、1.67倍になった。 ただ、この倍率は、まだまだ過熱圏には遠いようである。 関連日記は、こちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/07/01 05:46:31 AM
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