テーマ:電気機器(198)
カテゴリ:電気機器
世界の電子機器市場は、各国政府の景気刺激策に支えられながらも、需要が順調に回復しており、当第4四半期連結会計期間においても、例年通りの季節変動による多少の落ち込みは想定されるものの、堅調に推移することが期待されます。
当社では、春先からの受注の急回復に対応するため、大幅に縮小していた生産体制を拡充し、売上の拡大に努めてまいりましたが、依然として、高水準の受注残高を抱えており、当第4四半期連結会計期間においても、引き続き高い操業度を維持していく予定であります。このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間における業績を勘案した上で、業績予想の見直しを行った結果、前回公表しました平成22年3月期の連結業績予想を上記の通り、上方修正いたします。 なお、個別の業績につきましても、連結業績と同様の業況であることから、上記の通り、業績予想数値を修正いたします。(村田製作所の文書より) 【上記の感想】 電子部品の需要は、たしか去年の12月でもまだ不透明感があったように記憶する。 もちろん、それは、日経新聞か何かの記事で見ただけのこと。 それが、今回の村田製作所の記事は、かなり見通しに自信がもてる内容になっている。 ついでに、最近の日経新聞の関連記事を載せておく。 電子部品受注の回復続く 大手5社10~12月、危機前の9割水準 TDK、京セラなど電子部品大手5社の受注額が2009年10~12月に計約7600億円と、7~9月を5%上回った。デジタル機器の需要拡大が続いているためで、京セラと日本電産は28日、ともに10年3月期の業績予想を上方修正した。受注水準はリーマン・ショック前の9割程度まで回復。足元も堅調で、業界では二番底を回避できるとの見方が広がっている。 5社はこのほか村田製作所とアルプス電気。京セラの10~12月期の部品受注額は1500億円強と7~9月期を10%近く上回った。デジタルカメラや携帯電話向けに半導体部品が好調。TDKの受注額は2138億円だった7~9月期を5%程度上回ったもようだ。「ネットブック」と呼ばれる低価格パソコンや外付けハードディスク駆動装置(HDD)の需要が拡大し、HDD用磁気ヘッドが1割程度伸びた。(日経新聞より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/01/30 04:24:08 PM
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