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カテゴリ:化学
富士フイルムホールディングスは29日、2010年3月期の連結最終損益(米国会計基準)が520億円の赤字(前期は105億円の黒字)になる見通しと発表した。従来予想は600億円の赤字で、赤字幅が縮小する。主力の液晶フィルム関連事業が好調なうえ、デジタルカメラ事業の収益が改善する。
売上高は前期比11%減の2兆1700億円、営業損益は650億円の赤字(前期は372億円の黒字)の見通し。 09年10~12月期の連結営業損益は前年同期の約5倍の61億円だった。無形固定資産の評価減など308億円の構造改革費を吸収し、四半期ベースでは4四半期ぶりに黒字転換した。中国を中心に液晶テレビ需要が拡大したため、液晶ディスプレー向け偏光板保護フィルムの出荷が高水準で推移したほか、事務機部門の収益も改善した。(日経新聞より 3Q発表後の1月30日の記事) 【上記の感想】 富士フイルムと言えば、写真フィルム。 そんな時代も過去のもの。 言うまでもなく、デジカメの登場により、構造改革を余儀なくされる企業もある。 富士フイルムの場合、既に2000年初頭から脱写真フィルム路線を進めているそうだ。 その成果が、今期は出てきそうだ。 新たな成長軌道に乗るならば、まさに「成長力のある企業」と言えるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/04/04 01:50:38 PM
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