テーマ:卸売業(824)
カテゴリ:卸売業
【特色】三菱商事と覇権争う総合商社の雄、重厚長大産業や鉄鉱石・原油等の資源関連に伝統的に強い
【連結事業】鉄鋼製品5、金属資源10、機械・プロジェクト13、化学品9、エネルギー22、食料・リテール12、海外他29 【謳 歌】大量の権益持つ豪州鉄鉱石が価格上昇で活況。為替マイナス要因あっても金属資源の利益は倍以上に膨らむ。エネルギー収益上乗せ。食料もセブン&アイ株の大口減損消え、最終益急拡大。配当倍増。 【事 故】BPと共同のメキシコ湾探鉱で抗井から原油大量流出。プロジェクトへの出資10%と少額だが、賠償問題等で経営影響も。中国上海の食品低温物流会社に出資。 【上記の感想】 上記は、四季報最新号より、三井物産(8031)のページを引用。 市場全体の低迷はともかく、同社個別の懸念材料が、メキシコ湾での原油流出事故。 最近になり、同社の子会社への賠償請求がなされたとの報道があった。 以下に、産経新聞の記事を引用してみる。 ---引用開始--- 米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾での原油流出事故に関して、英石油大手BPが、権益の一部を持つ三井物産の子会社三井石油開発に対して事故の処理費用の一部として約1億1160万ドル(約97億円)の負担を求めていることが3日分かった。米メディアが伝えた。 海底油田について、BPが65%、三井石油開発が10%を持つ。BPが米議会に対して提出した書類で、BPが三井石油開発に負担を要請したことが明らかになった。 石油流出事故で、回収費用に加えて、周辺海域での漁業や観光なども含めた被害に対してBPは巨額の補償を求められており、負担額は既に20億ドル以上に達している。BPの負担は最終的に数百億ドル規模に膨らむとの指摘もあり、権益を持つ三井石油開発の負担が増加する可能性もある。(共同) ---引用終了--- 想定されていたことであり、物産の株価には織り込み済みとは思うものの、どういう反応をするか見てみたいところだ。 現在の株価は、1022円。 予想PERは、5.84倍。 実績PBRは、0.84倍。 予想配当利回りは、3.52%。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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