テーマ:電気機器(198)
カテゴリ:電気機器
【特色】低価格パソコンが起点。周辺機器、通信、メディア事業と事業領域広げ総合IT企業を志向
【連結事業】パソコン関連98(3)、メディア2(9) 【海外】11 【減益幅縮小】欧州のディスプレー横ばい、小売り鈍い。が、主力のパソコンは通販伸長が想定以上。手薄の法人向けに加え、新規ユーザーの取り込みも進む。円高で仕入れコスト減り、広告費増こなす。会社営業益は上振れ濃厚。配当性向10%メド。 【開 拓】広告戦略を見直し、既存コアユーザー以外の開拓図る。タブレット端末はキーボード一体型などで法人向けを深耕。 (会社四季報2011年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、MCJ(6670)について書かれたもの。 保有銘柄ではない。 まず、売上高をみてみる。 単位は億円。 2009年3月期 944 2010年3月期 834 2011年3月期 817 2012年3月期 824(会社予想 8月4日) 減収続きであったが、今期は増収に転じる予想である。 第1四半期の売上高は、前年同期比2.2%減。 中間売上高予想は、前年同期比5.2%減。 通期売上高予想は、前年同期比0.9%増。 これらから判断すると、良くはないが、悪いというほどではない、というところか。 次に、第1四半期の短信をみてみる。 ---引用開始--- 当社グループの属するパソコン業界におきましては、堅調な新興国の需要に支えられ、世界市場での総出荷台数は前年同四半期比で増加しました。 また、社団法人電子情報技術産業協会の発表によれば、地上波デジタル放送への移行に伴う特需もあり、国内のパソコンの出荷台数は前年同四半期比5.1%増となりましたが、出荷金額は同3.9%減となり、平均販売価格の低下により市場規模は前年同四半期比で縮小しました。 ---引用終了--- 売れていないと思っていたが、世界規模で見れば、パソコンは売れているようだ。 国内では、第1四半期は特需があったとのこと。 次に、業績予想の修正日をみてみる。 2011年8月1日 2011年1月27日 2010年10月29日 2010年5月11日 2009年10月30日 2009年5月8日 2008年11月5日 今期は、8月に上方修正をしている。 再上方修正があるかどうかは、微妙か。 ただ、円高による仕入れコスト減、第1四半期の経常利益の進捗率の高さから判断すると、いくらかは期待して良いかもしれない。 最後に、株価と指標をみておく。 現在値は、120円 予想PERは、4.07倍 実績PBRは、0.41倍 予想利回りは、2.46% お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/10/10 05:59:54 AM
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