投資逍遥

【決算】3月
【設立】1963.5
【上場】1994.8

【特色】リース車両整備受託大手。自動車リース、駐車場運営、工業・民生用化学品担うケミカル事業も

【連結事業】リース48(6)、自動車メンテナンス受託15(6)、燃料販売5(13)、ケミカル23(6)、パーキング7(7)、他1(32)

【伸び悩み】燃料販売の値上げ奏功し、粗利改善が想定上回る。営業増益幅拡大。13年３月期は自動車リースの契約台数増加。燃料添加剤も火力発電向け好調。ただし、リース満了車の処分単価が下落。ケミカル事業での原料高も見込み、営業益伸び悩む。

【環境車】リース車両はハイブリッド車など環境対応車の取扱比率拡大。現在10％程度だが、２～３年後に２割に引き上げ。


（会社四季報2012年3月発売号より）



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【上記の感想】

上記は、イチネンＨＤ（9619）について書かれたもの。
1単元保有している銘柄である。

昨日のリリースによると、「 財務健全性の観点から資産評価を実施したことにより、当社が大阪市中央区に保有する、パーキング用地・建物について、減損損失３２億円（見込額）を計上いたします。」とのこと。

そんなこともあり、今日は、この銘柄をみておきましょう。



まず、2007～11年の業績をみてみる。
単位は、百万円。

売上高/　 54,406/ 52,684/ 50,960/ 47,135/ 47,258
営業利益/ 2,266/ 2,878/ 2,886/ 2,943/ 3,148
経常利益/ 1,956/ 2,537/ 2,419/ 2,523/ 2,768
当期純利益/ 1,049/ 1,746/ 1,085/ 1,664/ 1,484
売上高営業利益率/ 4.2%/ 5.5%/ 5.7%/ 6.2%/ 6.7%

売上高は、連続減収が続いたが、ようやく、2011年に微増に転じている。
利益は、営業利益をみると、4期連続増益中。
当然のように、売上高営業利益率も、4期連続上昇中。

今期の通期予想は、3Ｑ短信では、

売上高　49000(3.7％増）
営業利益　3200(1.6％増）
経常利益　2830(2.2％増）
純利益　1310(11.8％減）

3Ｑまでの売上高は、前年同期比で0.4％増で推移中。

これらから考えると、今期は、特損32億円を計上するので、純利益は赤字必至。
ただ、営業利益、経常利益は、3Ｑまででは、それぞれの前年同期比は、29.7％増、37.5％増で推移している。
したがって、業績予想の修正があるとすれば、

売上高↓
営業利益↑
経常利益↑
純利益↓

というところか？



次に、株価と指標をみてみる。

現在値は、444円
予想PERは、---
実績PBRは、0.67倍
予想利回りは、4.05％
1単元保有時の総合利回りは、6.04％







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