テーマ:小売業(895)
カテゴリ:小売業
【決算】3月
【設立】1992.10 【上場】2006.4 【特色】調剤薬局上位。首都圏から全国に出店急拡大。ローソンやビックカメラとの共同店舗に積極的 【連結事業】保険薬局97(6)、他3(7) 【出店効果】既存店は、ローソン併設店のFC収入増が貢献するが、薬価引き下げや改装費響いて採算低下。ただ、前期43から倍増超目指す出店効果を満喫。中途採用含め約300人の大量増員こなし、営業増益。 【加 速】ローソンが発行済み株数の5%取得、14年春までに100の調剤薬局併設型コンビニ(現15)実現に弾み。治験施設支援(SMO)は営業拠点増設で成長促す。 (会社四季報2012年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、クオール(3034)について書かれたもの。 保有銘柄ではなく、興味のある銘柄である。 ちょっと見ておきましょう。 関連日記(2011年10月19日) まず、売上高の推移をみてみる。 単位は百万円。 2008年3月期 38,002 2009年3月期 49,010 2010年3月期 56,305 2011年3月期 60,915 2012年3月期 66,201 で、この期間で見ると、4期連続増収中である。 次に、今期の業績予想を見てみる。 売上 84,286(+27.3%) 営益 4,065(+22.9%) 経益 3,947(+21.9%) 純益 1,842(+18.1%) 1株益 71.78円 で、増収増益予想である。 ただ、2Q売上の前年比は+7.1%なので、予想の達成は難しそうだ。 ちなみに、2Q予想は下方修正をしたが、通期予想をは据え置いている。 会社発表は、次のとおり。 「通期業績予想につきましては、下期において期初計画通りとなる新規出店を実施することで、収益改善が図れる為、平成24年5月15日に公表した予想値を変更しておりません。」 次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。 23年3月期 1700円・210百万円・18.5%・2.0% 24年3月期 3175円・639百万円・39.4%・5.3% 25年3月期 18円・-----・25.1%・-- 株式分割を行っているので、1株配を修正すると、 23年3月期 8.5円 24年3月期 24.5円(記念配10円を含む) 25年3月期 18円 次に、月次を見てみる。 4月 98.7 5月 108.8 6月 104.1 7月 105.8 8月 102.4 9月 98.9 10月 108.9 10月に関する会社のコメントは、次のとおり。 「10月単月調剤報酬8.9%増の要因として、関西地区(「ECOと災害対策」をコンセプトとするクオール薬局加西店開局)が堅調に推移したことをはじめ、関東地区及び北海道・東北地区においても新店分が寄与したことがあげられます。下期は新規出店スピードを加速するとともに、引き続き経費コントロールを実施し収益改善を目指してまいります。」 次に、四季報で株主数と時価総額を見てみる。 ・株主数 4,736名(12.3) ・時価総額 213億円 最後に、株価と指標を見てみる。 現在値は、663円 予想PERは、9.24倍 実績PBRは、1.39倍 予想利回りは、2.71% 優待は、3,000-4,000円相当の自社プライベートブランド商品(健康食品等)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/11/17 10:52:30 AM
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