テーマ:卸売業(826)
カテゴリ:卸売業
【決算】3月
【設立】1972.9 【上場】1997.8 【特色】玩具卸で圧倒的。ゲームやDVDソフト卸有力。筐体卸、映像制作も。バンダイナムコグループ 【連結事業】玩具39(4)、映像音楽28(1)、ビデオゲーム22(2)、アミューズメント11(8) 【費用先行】主力の玩具はバンダイ製『プリキュア』『たまごっち』等女児向け商材好調。『ワンピース』などゲームセンター向け筐体卸も高水準。ただゲーム筐体の購入・設置・改修費、本社基幹システムの新規導入費かさむ。営業益反落。普通27・5円配移行も。 【システム】導入後メーカーの受注管理、販売店の販促など支援機能強化。比率高まるネット通販は期間限定で送料無料実施。 (会社四季報2012年9月発売号より) ------------------------------------------------------------ 【上記の感想】 上記は、ハピネット(7552)について書かれたもの。 持株ではなく、興味のある銘柄である。 ちょっと見ておきましょう。 まず、売上高の推移を見てみる。 2010年3月期 194,246 2011年3月期 190,891 2012年3月期 198,021 で、前期は増収に転じている。 次に、今期の業績予想を見てみる。 売上 170,000(△14.2%) 営益 2,900(△40.3%) 経益 3,000(△40.4%) 純益 1,800(△26.8%) 1株益 80.35円 で、減収減益予想である。 この予想は、11月2日に下方修正したばかりなので、信頼度は高いと思われる。 下方修正の理由は、次のとおり。 「前期業績に大きく貢献いたしました玩具事業及びアミューズメント事業につきましては、当第2四半期連結累計期間においては、売上不振による在庫処分の発生により苦戦を強いられており、映像音楽事業及びビデオゲーム事業につきましても、市場を牽引するようなヒット作の不足による市場の低迷により、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに当初の予想を大幅に下回る見通しであります。」 次に、1株配・配当金総額・配当性向・純資産配当率を見てみる。 23年3月期 30円・337百万円・24.5%・1.7% 24年3月期 38.75円・616百万円・25.1%・3.0% 25年3月期 22.50円・----・28.0%・-- 株式分割を行っているので、1株配を修正すると 23年3月期 15円 24年3月期 27.5円(内ハピネット生誕20周年記念配当5円) 25年3月期 22.5円 最後に、株価と指標を見てみる。 現在値は、586円 予想PERは、7.29倍 実績PBRは、0.59倍 予想利回りは、3.84%+優待 参考までに書いておくと、下方修正をしたので可能性は低そうだが、四季報記述どおりに1株配が27.5円になると、予想利回りは4.69%。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/11/21 06:29:05 AM
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