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カテゴリ:映画「こたつシネマ」でお昼寝
マーティン・ブレスト「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」こたつシネマ
映画.com ここのところ、といっても、この二日ですが、TVの洋画劇場を続けてみました。今日見たのは、アル・パチーノが1992年のアカデミー賞で、主演男優賞をとった「セント・オブ・ウーマン」という作品でした。 アル・パチーノは、もう40年以上も前のことですが、ジーン・ハックマンとさすらった「スケアクロウ」、アブナイ刑事の「セルピコ」、テレビスターまがいの銀行強盗「狼たちの午後」、そしてやくざの跡取り「ゴッド・ファーザー」まで、まだまだありますといいたい印象的な作品で、ぼくの中では絶対的な贔屓役者の一人です。 もっとも90年以降は、映画を見なかったのでこの映画のことは全く知りませんでした。今日見たのは1992年の作品で、題名は番組が終わって確認しないとわかりませんでした。 目が見えないからでしょうか、生きていることの喜びを失っている元軍人と、ひょんなことから生きていくことのへの期待を失いそうになっている、絵に書いたような「好青年(?)」の出会いが、自殺用のコルト・ガバメントを巡って繰り広げられていました。 Wikipedia 瞳を動かさないアル・パチーノが、軍用ピストルを組み立てていく様子を青年が見つめるシーンに見入りながら、映画館に行かなかった30年を考えてしまいました。 おそらく有名な映画なので筋は追いませんが、ドナ(ガブリエル・アンウォー)という女性とタンゴを踊るシーンとか、ランボルギーニというのでしょうか、真っ赤なスポーツカーを走らせるシーン、最後に姪の家に帰ってきて、小さな二人の子供に声をかけるアル・パチーノの後ろ姿、それぞれのシーンが、なんというか、「生きる歓び」を掻き立てるような作品でした。 原作は小説があるようですが、監督が「ビバリーヒルズ・コップ」のマーティン・ブレスト、脚本が「カッコーの巣の上で」の脚本家ボー・ゴールドマンだそうで、まあ、面白いはずですよね。 それにしても、円熟を感じさせるアル・パチーノの演技には拍手!拍手!でした。 監督 マーティン・ブレスト 脚本 ボー・ゴールドマン 撮影 ドナルド・E・ソーリン 美術 アンジェロ・グラハム 衣装 オード・ブロンソン=ハワード 編集 ウィリアム・スタインカンプ マイケル・トロニック 音楽 トーマス・ニューマン キャスト フランク・スレード中佐(アル・パチーノ) チャーリー・シムズ(クリス・オドネル) トラスク校長(ジェームズ・レブホーン) ドナ(ガブリエル・アンウォー) 1992年・157分・PG12・アメリカ 原題「Scent of a Woman」 2021・12・25・こたつシネマ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.12.26 11:26:51
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