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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2023.03.31
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​​鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく 3」(文藝春秋社)
​ ​​​2023年3月の末に届いたマンガ便です。鈴ノ木ユウ「竜馬がゆく」​(文藝春秋社)、第3巻です。
​​シマクマ君はこのところ松本大洋くんに取りつかれていますが、マンガ便を届けてくれるヤサイクンは、こっちのようです。​​​​
「あんな、幕末とかの偉い人の名前出して、説教する人おるやろ。キライやねん!」
​「ふーん、あんた、名前、シンサクやねんけど。」​
「知らんがな。つけたん、あんたらや。」
​​「幕末でね、リョウマシンサクは図抜けてカッコええねんけどな。」​​
「長州と土佐で、ちがうんやろ。」
「うん、でも、時代こえてたんは、その二人ちゃうか。」
「そやから、そういういい方がわからへんいうてんねん。」
「アンナ、武士って、兵隊やん。戦争するのんが仕事やろ。で、何のために人殺すかいうたら、殿さんとか将軍とかのためやん。百姓とか町人とか、戦争しててもよらんでええわけ。で、そういう身分とかなしで、みんなが戦争によるようになるには誰の国ということが変わらんとアカンねん。それが、まあ、明治維新やな。」
​「ほんで、リョウマとシンサクがどうやねん。」
​「二人とも、理想はナポレオンやったというのが共通してんねん。」​
「それが、どうしてん?」
​​「ナポレオンは、ヨーロッパで初めて、『フランスはおまえらの国や』言うて、身分すっとばして、みんな兵隊にして、勝ちに勝ったわけ。」​​
​「ナポレオンは皇帝ちゃうの?」​
​「うん、皇帝になるけど、『お前らの国や』いうたんがそれまでの皇帝とは違うんねんな。」​
​「フーン、それとリョウマは関係あんの?」​
「うん、説明しようおもたらなごなるな。このマンガ読んでたら、そのうちわかるかもやな(笑)。」
 そんな、話をしながら裏表紙を見ると​​
​「わしは自分自身と‥‥大切な人のためにしか戦えん」​
​ と、ありました。国民国家の燭光が差し始めているセリフですね。まあ、勝手な推測ですが、このきめ台詞は、原作者の司馬遼太郎のもののような気がしますね。​​
​​​​​​ 今回の第3巻は、竜馬の江戸遊学のエピソードですが、桂小五郎、のちの木戸孝允との出会いが描かれています。実は坂本龍馬は北辰一刀流桂小五郎は神道無念流の、それぞれ、免許皆伝というチャンバラの達人なのです。ボクは40年前に原作を読んだ時に知って驚きました。で、その、明治維新のトップスターの二人がチャンバラの試合で出会うというのが、マンガみたいなのですが事実のようで、だから、マンガも面白くなるわけですが、今回は、その桂小五郎のエピソードに、吉田寅次郎若き日の吉田松蔭が出てきます。うれしいですね。えーっと、フーテンの寅さんとは関係ありませんよ(笑)。​​​​​​
​ 原作の​「竜馬がゆく」(文春文庫)​もそうなのですが、司馬遼太郎歴史小説、時代小説は登場人物たちの肖像をかなり丁寧に書く、群像劇であるところが魅力だと思いますが、この作品も、そこはわかっているようで飽きさせませんね。​
​​ さて、桂小五郎と坂本龍馬という二人の剣豪の戦いシーンは次号におあずけですが、​​​鈴ノ木ユウさん、なかなか快調です。楽しみですね。​​
​​​​

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最終更新日  2023.08.02 23:20:17
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