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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2024.02.28
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​​乗代雄介「最高の任務」(講談社・講談社文庫)(その1)
 ​​​​​ここのところ、乗代雄介という、1986年生まれらしいですから、37歳の寅年、我が家の愉快な仲間の3番目のカガククンと、たぶん同い年の作家に、ちょっとはまっています。​​​​​
​​​​​​​​​ 始まりは、2023年の、第169回芥川賞の候補になって落選したのですが、その後、織田作之助賞とかをとった「それは誠」(文藝春秋社)を読んだところからです。
 で、すでに案内しましたが、2020年芥川賞に落選しながら三島由紀夫賞、坪田譲治文学賞を連取した「旅する練習」(講談社文庫)を読んで、今回は「最高の任務」(講談社文庫)です。​​​​​​​​​

​​​​​​​​​​「最高の任務」(講談社文庫)には「生き方の問題」「最高の任務」という二つの作品が入っているのですが、そのうちの「最高の任務」2019年乗代雄介が初めて芥川賞にノミネートされ、その後の
​​​芥川賞4連敗!​​​
 ​の始まりの作品です(笑)。​​​​​​​​​​
 落選し続けている作家の作品を、なぜ追いかけて読んでいるのか?​​
​ ​​まあ、そういうふうに尋ねられそうですが、面白いからですね。何が面白いのかというと、「作家の方法意識」です。
​​​あからさまなのですね(笑)。​​​
​​ ​​たとえば、「旅する練習」では、姪と歩いた旅を作家である叔父が記録しているという設定でしたが、この作品集にある「生き方の問題」の書き出しはこうです。​​
 歴史を遠ざけよ。同時性の状況に立つのだ。これが基準である。私が同時性を基準にして物事を裁くように、私もまた裁かれるのである。背後に流れる無駄話はすべて幻想だ。
                               キェルケゴール
貴子様
 これを読まなくちゃ ― 今まさに貴方が読み始めた、世にも珍しいエピグラフ付きの手紙を、そんなふうに認識したのはいつだった?今日か昨日かそれよりずっと前か。
 かと言って、僕はその答えを知りたいわけじゃないし、そもそもこの手紙が貴方の家の郵便受けに届く日(二〇一八年七月七日)も知っている。なにしろ僕自身がそのように指定する張本人だし、今貴方がこうして読んでいるということは、僕が立派にやり遂げたってことに違いないんだから。(単行本P7)

​​​​​​​ ご覧のように、この作品は「僕」が、父方のいとこの「貴子さん」にあてた手紙です。単行本で、ほぼ90ページ、全文、

​​一通の手紙!​​

​ です。ボクがあからさまな「方法意識」と呼んだのは、とりあえずそういう書きかたです。​​​​​​
​​​​​​ わざわざキェルケゴールなんか持ち出しているのも、手紙の書き手であるという登場人物と作家自身の、それぞれの意図が重ねられていて、読みながらの

​​ハテナ?​​

​ の答も複数化するはずですね。​​​​​
​​​ それが、どうしたといってしまえばそれまでですが、手紙の小説化、小説の手紙か、といえば、有名なのは、例えば高校のときにお読みになったことがある(だろう)、漱石「こころ」ですが、教科書に掲載している部分というのは全編手紙ですね。

​​​​​​​​​ で、授業では「覚悟」とか「精進」とか、登場人物の、哲学的、宗教的、人間性を象徴するような「ことば」にこだわって

​​「知ってるか? わかるか?」​​

 ​と、いたいけな高校生を脅す方が多いのですが、そんなことより、死ぬ前になって「ある人間」が、なぜ手紙を書くのか、なぜ、その場面、あの場面を(いろいろありますが)思い出すのか、そしてそれを書かねば気がすまないのか、という、人間の記憶、あるいは、生きてきた時間に向き合っている態度に対する興味は、高校生にだって、案外、リアルで、そうなると、作家が、何故、登場人物にその場面を思い出させるのかという問いをも成立するわけで、教室も盛り上がって、なかなか面白かったのですが、この作品も、まあ、そういうことをあれこれ思わせて面白いというわけです(笑)。​​​​​​​​​​​​
​​​​​​​​ この作品手紙の場合は、どっちかというとラブレターのようなものですが、当の貴子さんに伝えたいのか、小説の読者に伝えたいのか、訊き質したいような内容もあって驚きます。まあ、それはそれで面白いのですが、なんというか、「旅する練習」もそうでしたが、オチをつけたいようなのですね。結果、わけのわからなさが解消してしまうというか、そのあたりが???でした。​​​​​​​​
​​​ でも、その結果、

​​​いいお話でした!​​​

 ​という後味でしたがね(笑)。それでいいのかなと思わないでもないのですよね(笑)。で、次は表題作の「最高の任務」ですが、それはその2に続きます(笑)。​​​また読んでね(笑)。
​​​​​​

​ 追記
 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​​

 



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最終更新日  2024.03.03 18:53:06
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