カテゴリ:展覧会
昨日、世田谷美術館の「冒険王・横尾忠則展」に行きました。
すでにbusuka-sanがいらしたブログを拝見し、ゴールデンウィークに行きたかったのですが、食べ過ぎと季節の変わり目で熱を出しダウン、五島の源氏物語とつつじはあっさりと逃してしまいました~。 でもこちらは間に合いました。 砧公園の中なので環境がいいです。家族連れも多いです。そして世田谷美術館も広い。 でもこの環境に横尾忠則の作品がマッチしてるかというと・・びみょ~。 ルソーの作品の図版と横尾忠則の絵のコーナー 親・「ほら、間違いさがしみたいなものだよ~」 子・「わ~い」 ・・・この先に人形の代わりにビールをかかえる女の子の絵や、ナイフを手にもった女の子、犬をひきころひた馬車、下半身を出した砲兵たちの絵などが待っている・・・ そしてその先には責め絵のポスターも。 どう説明するのかな~とは感じましたが、その先は知りません。 60年代のイラストなどをみると、繊細な線をしています。 油彩の荒々しい筆さばきとはやはり少し違う世界です。 多彩な人なんですね。 また展覧会の骨格をなすのは油彩でした。 Y字路シリーズ、中央の建物が表情を変え、幻想的な世界を作り出しています。 また、怪人二十面相や少年探偵団やターザンなど、この作家の少年時代の強烈な印象は、今でも現実や夢で作家の心の中に刻まれ、作品になってあらわれてきていることがよく分かりました。 最後のほうで 「な~んかこの絵疲れるわ~」 「本当、疲れるわね~」 と女性二人組がため息をついていました。 確かにね~。 男の人のほうが癒されたりわくわくしたりする度合いが強い絵かもしれません。 存在感のある作品群でした。 赤などの色が毒々しいですが、紫色を多用にした絵になんとなく惹かれるものががりました。 同じ日に生まれたヘレンケラー、薔薇、三島由紀夫なども彼の絵のなかによく現れるイメージでした。 さて、バス停の砧町から1分のところに「季の葩(ときのは)」というケーキ屋さんの砧店があります。パイシュー150円。 注文するとその場でカスタードをつめてくれます。 先日ヴォアラの「満腹でシュー」をご紹介しました。上の写真は季の葩のシューです。 お店の人に尋ねると、ヴォアラと姉妹店だそう。同じシュークリームだそうです。買ってみましたが、なんか、口へのまとわりつき具合が違うようで、焼き具合も違う感じ。(厨房も違うし、ケンタッキーのフライドチキンが店舗によって違うようなもの?) 内容のラインナップは少し違います。ここはごまシュークリーム180円、ここはマドレーヌ130円などで売っていましたが、ヴォアラのもう一種類のシュークリームは見かけませんでした。でもミルフィーユは同じ形をしていました。 快晴でとってもいい公園日よりでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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