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カテゴリ:平和運動
今朝の朝日朝刊に〈美しい国とは:1〉米軍再編 35億円「約束」取り消しと言う記事が載った。
岩国市長が米軍再編に反対するから、米軍再編以前に約束していた新市庁舎を建てる為の残りの補助金35億円を支払わないと、国が突然言い出したというのだ。 新市庁は芸予地震(01)で耐震性の下がった市役所市庁の建替えのためであって待ったなしである。国は市長に米軍再編を認めろ、と迫る。井原市長は住民投票と市長選で示された市民の意思を元にその脅しを突っぱねる。現在残りのお金は市民の寄付でまかなおうと募金が始まっているという。募金運動の詳細はここ。 私も少しばかり募金した。と、いっても別に皆にしてくれ、と訴えるような資格が私にあるかどうか、は疑問だ。辺野古とかいろんな募金の情報があるが、私は実はそれらにほとんど応えていない。郵便局に行くのがめんどくさいのと、経済的な事情もある。今回の場合は、「かっとなって」募金したのだ。 正直、少し悩んだ。市庁のための募金が万が一集まったとしても、それで岩国の米軍再編問題が解決するわけではないのである。タダ‥‥‥ まるで札束で人の頬を叩いて言うことを聞かそうとする国の発想にかっと来た。 たった一年の間に岩国はその意思を二度も表したのだ。 その意思に対して、言うことを聞かないなら、金はやらない、と言う。 隣の広島県大竹市は米軍受け入れを表明したという。入山市長は言う。「国は恭順の意を持ってしないと話に乗ってくれない。」人間の誇りをずたずたにして、国はアメリカの言いなりに自治体を売ろうとする。 「ちばんけんな!」(ふざけるな)と、二つ隣の岡山から声を届けたかったのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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