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テーマ:韓国!(17284)
カテゴリ:韓国旅行2012
倭国は決して採用しなかった「殉葬」の実態がどうやら少しづつ解明されて来ているらしい。これは殉葬時のジオラマ。 4-5世紀の新羅・大陸系と1ー3世紀の王族とは、明らかな断絶がある。それが象徴的に分かるのが、野外展示場である。29号木槨墓を壊して39号木槨墓が作られている。この間の時間差は100年余り。その間に広開土王の南征があり、金海は手痛い打撃があったという。そのあと、傍若無人な王を据えて、殉葬という文化の違いとはいえ屈辱的な犠牲者を出す墓制も取り入れざるを得なかった。 殉葬は、1人の王につき5人が供えられた。これは大成洞博物館の展示。王の傍らには一振りの太刀が置かれ、王の側面を囲むように臣下が殺されて(?)一緒の墓の中に入れられていた。 足下にも人が殺されて(?)横たわっている。この人には装飾品はかけられていない。 殉葬があった墓で、57号墳墓からの人骨を三体復元していた。人骨A.B.Cの平均身長は149.7センチ。20-30代の女性であった(!)AとCは、1-2回の出産経験があり、成長期に栄養不足を経験した(←つまり、奴隷階級から側女に選ばれた、ということか?)。また、女性でありながら、脚の筋肉が発達しており、重労働に従事していた身分であった可能性が高い(日本語の説明では更に現代韓国人が好む顔かたちではなく、丸顔(←ブスであると言外に言っている!)だということを強調していた)。高麗の王が入ってきて、金海の女性たちは酷い扱いをされたことが想像出来るのである。 大成洞博物館と国立博物館との間に金海中央観光案内所という建物が出来ていたので、行ってみた。去年幼稚園を改装して作ったらしい。 金海の歌というCDを無料でくれた(^-^)/。 国立博物館駅へ。 ここの階段には、「右側通行をしましょう」という珍しい表示。韓国は右なのか、左なのか、ずっと悩んでいたのでこれは助かる。博物館駅出発は4時30分だった。フェリーのチケット交換時間は6時までである。果たして1時間半で行けるのか、二回乗り換えて、中央駅からは重たい荷物を引きずって国際ターミナルまで歩かなくてはならない、急に不安になる。 10分前に着いた。結局バタバタの帰国になった。 出国フロアーは今日から新年営業ということで、すごい人出である。 これでしばらく韓国は見納めだ。 靴50000 朝食5000 DVD10000 チャージ5000 Wi-Fi 7700 みやげ29100 本 12000 港使用料14500 夕食 11000 計 129800w 歩数 10641歩 ちなみに、今回韓国滞在5日間で使ったウォンは合計448750wでした。日本でのフェリー代と電車往復に約2万5 千円なので、7日間で約6万5千円だったということになります。一ヶ月滞在の旅よりもコストパフォーマンスは遥かに悪いけど、一般の外国旅行よりも遥かに安い。 あ、旅はまだ終わりませんよ。日本に着いてから、いろいろと物思いにふけった記録が残っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月11日 19時35分30秒
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