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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
「本の道しるべ NHK趣味どきっ!2020年10-11月号」 気になる人の本棚を拝見できると聞いて取り寄せた。本棚には、その人の精神世界が写し込まれていると思う。よって特に平松洋子さんの本棚を見たかった。 残念ながら、写真家の方に思い入れがないのか、殆どの本の書影が鮮明ではない。ものすごい量の本に囲まれて過ごしているというのはよくわかった。私はもっと本は少なくて、もっぱら料理ばかり作ったり食べたりしているのかと思いきや「今は、1日のほとんどが読む時間と書く時間」とのこと。雑然とした本の並べ方に親近感を持つ。「小学校に上がる前、夕飯の買い物に行くときにはいつも片方の手をお母さんと手をつなぎ、もう一方の手に読みかけの絵本を持っていた」そう。同じ倉敷市出身。あの西阿知の町にそんな少女がいたのか。薄い綺麗な缶を付箋紙入れ、手作りのペーパーウエイトを使ってるそう。同じもんじゃないけど真似してみよう。 もう一人ビックリしたのは、岩波「図書」で美術史の連載をしていた橋本麻里さんの本棚。なんと夫と合わせて五万冊収蔵の、もはや図書館と言っていい「家」を建てている。全部読む必要はない、背表紙を見るだけで意味がある、という主張(←同意する)のもと、まさしく本に囲まれて過ごしている。そんな芸当のできない庶民の我々には、行きつけの大型書店や図書館を決めて「棚の景色」を覚えて、「知識のマップをつくり、世界への入り口にする」ことをお勧めしてくれています。やってみよ。 渡辺麻里奈さんの本棚が最もうちの本棚に近かったかな。その他の本棚は、矢部太郎、祖父江慎、穂村弘、飛田和緒、坂本美雨でした。その他、テーマのある本屋さんの楽しみ方、読者会の楽しみ方などが特集されています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月31日 08時08分36秒
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