Taketoshiのヨッパー部屋 <Enak saja!>

仕事で新年早々だというのにかなりテンパってきています。
このままでは次の３連休は休日出勤がほぼ確実です。
でも、10日土曜日は相方のバースデーなので、この日だけはたとえ出社したとしても、晩ご飯くらいは一緒に食べたいと考えています。
まだどのお店で食べようかという具体的な予定はありませんけど、予約が取れないようだったら、近所の焼肉屋さんに落ち着いちゃうかも知れません。
星付きのレストランはムリにしても、翌日に響くのであまりアルコールが進まないお店を探しています。

さてさて、今日のエントリーでは浜松シリーズのその5、前回紹介した鰻重をいただいてから、寒空の下、浜松の「まち」を散策したあとに立ち寄ったワインバーの様子を紹介します。

実はその店を利用する前、まだ時間が早いから久しぶりにカラオケでも行こう！と有楽街界隈のカラオケ店を利用しようとしましたが、12月29日の晩といういうことで、どのお店も順番待ちがいっぱい出ていて、もちろん予約もしていない私たちはその場で打ちのめされてしまいました。

このエリアにはBIGECHO（ビゲチョー、じゃなかったビッグエコー）さん、シダックスさん、コートダジュールさん、そして名前は忘れてしまいましたけど、聞いたことがないカラオケ店、そしてちょっと離れた場所にはカラオケ本舗まねきねこがありましたが、いずれも店の外まで順番待ちのお客さんで溢れている状況でした。
これらのお店の中では「まねきねこ」が比較的空いている感じでしたが、それでも30分待ちということでしたので、早々に二人っきりのカラオケ大会は諦めて、一杯ひっかけられるお店を探すことにしました。
そこで訪れたのが「ワイン&ダイニング アーベント」というワインバーです。
こちらのお店には、以前にも浜松に帰省した際に相方と訪れたことがあり、その時はカウンターで赤ワインをグラスでいただいています。

今回はがっつり鰻重を食べた後だったので、軽く飲む感じでスパークリングワインを注文してみました。



↑コチラが注文したワイン、「オリオール･ロッセール」というスペインのスパークリングワイン(カヴァ)です。
ボトルで3150円でした･･･、まぁ原価は1000円そこそこだと思います。
ドライでとても飲みやすく、特にワインの友、アテがなくても飲めそうな感じのワインでした。



「お通し」として出てきたのは「魚粉の揚げおせんべい」でしたけど、あとでお会計明細を確認してみると、一人500円徴収されていました。
テーブルチャージ的な意味合いもありますから、特に高いという感覚はありませんけど、内容や値段に関して、もうちょっと考えて欲しいなぁと思いました。



イタリア･パルマ産プロシュート(1575円)を1ポーション注文してみました。
というのも、別のテーブルでお客さんの目の前で取り分けているところを見て、良さそうに思えたからです。
肉の質は間違いなく美味しいと思いましたけど、残念だったのはサーブするときに断りもなくペッパーミルで挽いたブラックペッパーを生ハムに万遍なく掛けられてしまったことでしょうか。
もちろん、独特の臭みがあるのは知っていますが、これではブラックペッパーの香りが強過ぎて、折角の生ハムの風味が損なわれてしまうと思われます。
シラー種主体の赤ワインと一緒にいただくのであれば許容範囲だったかも知れませんけど、少なくともカヴァのようなスパークリングワインにはやや厳しいマリアージュでしたね。



続いて、チーズ単品として「コンテ」(735円)を注文してみました。
コンテはミモレットと並んで、ハード系ナチュラルチーズの王道をいくものだと勝手に思い込んでいます。
チーズ皿ですけど、予想以上に付け合わせのドライフルーツの方が多かったと思います。
画像中央奥の黒っぽく写っているのは、枝付きのブドウの実です。
コンテの方は、コンディションがなかなか良くて、一口食べただけでも芳醇な香りが口いっぱいに広がる感じでした。
欲を言えば、もうちょっと量が欲しかったと思いますが、値段を考えれば、この程度でもOKなのかな。


前回利用時にも同じコトを思いましたが、このお店の最大の難点は分煙すらされず「喫煙OK」ということです。
この日不運にも、5人グループ中、4人が喫煙者というテーブルから3～4メートル離れた場所だったので、結構タバコ臭くなってしまい、折角のワインやチーズ、生ハムが台無しだったことはもちろん、自分たちの体にふりかかる副流煙の臭さでホテルに部屋に帰ってからすぐに、持参していた「ファブリーズ」で誤魔化したほどです。
田舎のことなので、こういう形態でないとお客さんを取り込めないことは理解出来ますけど、少なくともちゃんとソムリエさんがいて、ワインを売り物にするお店を目指すのであれば、もう少し考慮されても良いのではと正直に思いました。


次回エントリーをもって、「浜松へ帰省」のシリーズは終わりになります。

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WINE & DINING Abend
浜松市中区肴町322－1 ぬい屋ビル4F