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カテゴリ:お仕事
今日から10月がスタートします。
冷え込みはこれからですけど、まだまだ日中は蒸し暑い日があるようです。 クールビズも昨日で終了しましたが、個人的にはもうちょっと続けたいと思っています。 さて、今日のエントリータイトルは聞き慣れないカタカナの単語がずらずら並んでいますが、これらは全て東ティモールの地方都市名です。 今日のエントリーでは、地方出張で宿泊したアイナロで仕事を済ませたあと、次の目的地サメを経由し、更にマウビセ、遅いランチを食べたアイリューを経て、駆け足でディリに戻った様子を紹介します。 東ティモールの公務員の始業開始時刻は朝8時となっていますので、私たち一行もその時間に合わせてアイナロのオフィスに向かいました。 その時間になると、アイナロの街の背後に広がる山々も明るく浮かび上がってきていました。 空も快晴で気持ちがいい朝でしたね。 しかし・・・こうやって山を撮影しても、送電線や民家の集落は一つも見つけることができないほど、「何もない」ところだというのが分かると思います。 標高がある街ですが、至る所に椰子の木が点在しています。 この木は、東ティモール・水衛生局、アイナロ事務所の目の前にあったものです。 大きな木なので非常に目立ちます。 ここでの巡回指導を終えた私たちは、10時前にはアイナロを出発して、渓谷を挟んで丁度東側に位置するサメという街に向かいました。 サメまでは山と谷が交互に現れる地形が続く山道なので、雨季だと道路が冠水していたり、ぬかるんでいたりして走行には時間がかかりますが、乾季ということでいつもよりも30分早くサメに到着しました。 サメのオフィスに到着したのは12時半過ぎでした。 サメでも、アイナロで実施したことと同じ巡回指導と現状調査を行いました。 抜き打ちのアポ無しで時間を決めずに訪問するからこそ、担当業務に対する日常的な取り組みが分かるというもの。 そうしてみたものの、サメのオフィスマネージャー(支局長)がたまたまディリに出向いていて不在だったため、プロジェクトの技術移転対象になっている担当職員に直接指導し、その後の打合せや現地視察を終えるとすぐにディリに戻ることにしました。 ↑コチラは私が勝手に「ティモール富士」と呼んでいる山で、初めてアイナロを訪れた2001年頃から、富士山のようなキレイな円錐型で裾野が広がっているなぁとずっと思っていました。 ディリ~アイナロ・サメを結ぶ幹線道路から見ることができますが、山の名前等は不明です。 乾季では雨も降らず、また標高も高いため(撮影地点で標高2000メートルほど)、このように草木もあまり成長せずに山の形をクッキリと見ることができます。 サメとアイリューの途中にある「マウビセ」という街に到着しました。 かつてはコーヒー豆のプランテーションで栄えた街ですが、現在は陸の要塞のような小高い丘にある「ポサダホテル」だけが別世界で、あとは普通の東ティモールの田舎町という感じです。 上画像は、街にあるローカルマーケットで床に所狭しと並べられていた野菜・豆類などです。 画像手前がジャガイモや豆類、後方には野菜類がありました。 ちょっと見えにくいですが、画像の緑色で写っているものが「生クレソン」です。 前々回も書きましたが、1山で1回では食べきれない量があって、値段は1ドル(90円)でした。 ディリと東ティモール南部を結ぶ幹線道路の途中にあるマウビセは、物流の中継地点としての役割を果たしています。 トラックの荷台には生活物資や食料の他、一緒に人間も運んでいることが分かります。 上画像は、たまたま荷物が多くて人の数が少ない感じでしたが、中には荷台全体が人で占められているトラックも珍しくありません。 アイリューに到着したときには14:30頃でした。 行きはクローズしていたアイリューの行きつけレストランに立ち寄り、遅めのランチを食べました。 画像は私が注文した「ミー・ゴレン」です。 やや塩辛くて濃いめの味付けでしたけど、今回の東ティモール出張で数多く食べた「ミーゴレン」の中で1、2を争うほど完成度が高いものでしたね。 このレストランでは、「牛モツスープ」や「ミー・クア・バッソ」(魚ボール・ミートボール入り汁ラーメン)などもあり、いずれも美味しいと評判です。 ランチの後、途中休憩をとらず一気にディリに向かい、16:30過ぎに無事到着しました。 今回の出張で予定していた2回の地方出張は、トラブルなく終えることができました。 次回以降のエントリーでも、もう暫く東ティモールでの話題が続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 1, 2009 04:12:18 AM
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