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カテゴリ:エジプト
この日、エジプトに到着しました。
NYから8時間でミラノ、そこから乗り換えて ミラノから3時間でエジプトのカイロです。 ミラノからエジプト行きの乗客、約6、70人はほとんど ビジネストリップらしい男性ばかり。 女性は私以外は、エジプト人の女性一人とやはりイタリアからの ビジネストリップらしい女性が一人の3人のみで 観光客はほとんどいない感じでした。 今回のエジプトの旅は、ホテルやエジプト国内線は、私たちで手配しましたが ナイル川クルーズやアスワンからアブシンベル神殿までのプライベートツアーなどは メンフィスツアーという地元の旅行会社にお願いしました。 カイロのホテルは、ギザにホテルに取っていて 空港からホテルまで、最初は適当にタクシーで行く予定でしたが 急に思いついて、このメンフィスツアーがやっている 空港送迎サービスを利用することにして、空港に迎えに来てもらいました。 以前、ペルーでもすべては交渉次第でしたが エジプトで着いてすぐに交渉しなければならないのも面倒だし 相場もよくわからないので とりあえず、このピックアップサービスを利用したのですが、これがよかった。 この会社のウエブサイトに「空港送迎サービスに含まれるもの」 という項目の中に 「空港でのあらゆる勧誘やわずらわしさから守られる」 というのがあってなるほどな~と。 確かに、おかげで空港内の喧噪から逃れてリラックスできたし メンフィスツアーは、トリップアドバイザーで評価が高かった通り きめ細やかな日本人みたいなサービスでした。 迎えに来てくれたTarekというエジプト人男性はとてもいい感じの方で エジプトについてのいろんな情報が聞けたのもよかったです。 Tarek曰く、2009年、2010年頃には 観光客がものすごく多くて、眠る暇もなかったそうですが 2011年に革命が起きてから、観光客は減り 今はかなり減っているとのこと。 でも、それでも私たちのメンフィスツアーは大丈夫 何とかやっていっているよ、ということでした。 カイロからギザのホテルまでの道は、かなり渋滞していて 車で1時間以上かかりました。 カイロ市内はスモッグとゴミと車の渋滞とで予想以上に汚い。 建物はほとんど天井が作りかけで、鉄筋がむき出しの中途半端。 Tarek曰く、これはタックスを支払わないための対策なのだそう。 まだ建物が完成していない、というとタックスを逃れることができるそうで だから、一生、建物は完成しない、のだとか。 道は恐ろしく渋滞していて、みんなクラクションを鳴らしっぱなし。 カイロ市内に泊まらず、ギザに泊まってよかったなあと。 私たちが今回、ギザで泊まったホテルは、ルメルディアンピラミッドホテル。 ヨーロッパでは、星なしのアパートメントホテルも とてもきれいでよかったですが、今回のエジプトでは一応 設備や安全などを考えて、全て5つ星ホテルにしました。 ヨーロッパやアメリカに比べるととても安いです。 部屋自体はごく普通にきれいでしたが ホテルの部屋から大ピラミッドが見えるものの 窓が10cmぐらいしか空かない上に窓が汚れている。。。 これは部屋の窓から撮影。 さて、2012年の終わりにセドナで出会い 2013年の8月にNYで再会した世界放浪中のケント君が ちょうどこの日まで、カイロに滞在していたので会うことになりました。 ケント君とは、もしかして9月にスイスのマッターホルンで会えるかも と話していたのですが、その時はニアミスで会うことができず。 でも今回、私たちがエジプトに入る前に ケント君もたまたまエジプトに来ていて、カイロでの滞在が数日伸びたそうで 会えることになってよかったです。 私たちがホテル到着して1時間後ぐらいに ケント君がホテルにやってきてくれました。 なんとカイロ市内からタクシーに乗ったら 渋滞で2時間もかかってしまったのだそう。 久々の再会を喜び、それから一緒にレストランへ。 ホテルから歩いて10分ほどにのところに Christoというシーフードレストランがあり、そこに決めました。 ここはトリップアドバイザーでも上位の方で 日本のツアーなどでもよく利用されるレストランだそうですが この日、私たちの他は誰もお客はおらず。 店構えも今一つだし、店のエジプト人たちも怪しい感じで トリップアドバイザーでの評価を見てなかったら きっと入っていなかっただろうなあと。 最初にここにはワインを置いていますか?と聞いたら あるよ、と言って何のワインかも聞かず、 ロゼのボトルとグラスを持ってきました。 どうやらこの店にあるワインは、このロゼ一種類のみらしい。 メニューにも値段は書いておらず しかも、今日はほとんどメニューにあるものはないとのこと。 今、観光客がいないので、多くの食材を準備することはできないのでしょう。 何が出てくるのか、いくらチャージされるかもわからないので ウ〜んとうなっている私たちに 店の人が 「私を信じて任せなさい。まずかったらお金払わなくていいから」 の言葉で、まあいいか、と任せることに。 最初に韓国料理の前菜のように ナスやトマトやブロッコリーなどの野菜やフマスなどの前菜が並びます。 これだけで、けっこうお腹が一杯になってきたところに パエリア風ライス、イカのフライ、エビのグリル 魚のグリルなど大量に運ばれてきました。 どれもおいしかったです。 ロゼもけっこうおいしくて、また一本追加で頼みました。 ケント君は先日、エジプトから日本まで往復して ホピの長老ロイのお手伝いをした後、彼自身の講演会も各地で行ったそうで その時のお話などいろいろ伺いました。 彼の講演会には、日本には様々な分野で活躍しながら 日本を世界を変えていこうと 人々の意識を変化させるために活動している方が たくさん集まったとのこと。 これは他の方からも話を聞いたのですが 今、日本には意識は高い人たちが多くなってきているのですね。 キネシオロジーなどをやっていてわかるのは 日本にはうつ病や引きこもりなど、社会に対応できずに 苦しんでいる方たちもとても多いということですが 一方で日本人は高い知性を持っているし 根底に精神的なものを尊ぶ意識があるので こういったヒーリングや他のことでも、ほんのちょっとしたきっかけがあれば 一気に変わっていけるよね、とケント君と話ました。 これから、ケント君は世界を旅したい人たちのためのクラスなども 日本で開いてゆくそうです。 食事は、全部で630エジプトポンド。 ドルに換算すると、90ドルぐらいです。 これだけ食べて一人30ドルはNYでは破格に安いですが きっとちちらでは高い方なのでしょうね。 次の日、ケント君は、イスラエル、ヨルダンを回ってインドに向かうとのこと。 ほんとうにたくましいというか 彼を見ていると、とてもいいバランスで男性性が 発揮されているのだなあと感じます。 これからさらにリーダーとして日本や世界を変えてゆくのだろうなあ。 また、きっとどこかで会えるよね、と言ってケント君と別れました。 その時がまた楽しみ♪ NYを発ってから、飛行機の中でもほとんど眠らず 徹夜状態だったので この日、食事が終わって、ホテルに戻ってからはバタンキューでした。 ということで、私たちは次の日、ピラミッドに向かいます~ (これを書いている今は、これからギザを発って、アスワンへと向かう朝なのですが) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月05日 17時11分19秒
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