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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2020.05.27
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​​BookCoverChallenge no7

​​​​​草森紳一「本が崩れる」(中公文庫)​
7​日間ブックカバーチャレンジ】(7日目)(2020・05・27)です。
​​​​ 神戸の垂水の本屋さんで買ったレイ・ブラッドベリから始まりました。「焚書」、「印刷」、「装丁」、「図書館」、「批評」、「出版社」「本」について思い浮かぶ子、あれこれについての「本」を紹介してきました。今日が、とりあえず最終日ですね。​​​​
​ 最後はやはり、あれですね。こうなると、この本を紹介せずにはいられませんね。本といえば「蔵書」ですよね。普通の人は図書館に頼ります。でも、図書館では辛抱できない人がいるんです。​​​
​​​​​ で、「本に埋まる」ということが起こります。そして、その本が崩れ、本の下敷きになるという地獄なのか、極楽なのかわからないことが起きるのです。「崩書」なんていう言い方はありませんが、「本」への蘊蓄がうれしかった最終日にふさわしいのは「本に埋まった」はなしです。この本ですね。​​​​
 ​草森紳一「本が崩れる」(中公文庫)​

​​​​​​ 写真を見ていただければ、お気づきでしょうが、これはネット上から借用した写真です。たしかに持っているはずの本がないのです。見当たらない理由は、明らかです、読んだのはこの一年以内ですが、何処に置いたのかわからないのです。
 で、amazonで注文したのですがまだ届きません。まあ、この買い方にも危険な兆候はありますが草森紳一に比べれば可愛いものです。
 フェイスブックに投稿した後、「物」が届きました。写真は手元の本をスキャナーで撮ったものに差し替わっています。まあ、どうでもいいことですが。​
 
​​で、話を戻します。草森紳一はマンガから映画、中国文学、漢詩からナチスの宣伝手法に至るまで博覧強記の人です。読むと物知りになれますが、深すぎてついていけないこともしばしばあります。要するに、ちょっとめんどくさい人なのです。
 懐かしい本ですが、伊丹十三「ヨーロッパ退屈日記」(新潮文庫)という1960年代に出た、懐かしいエッセイ集があります。天才伊丹十三のデビュー作みたいな本ですが、その編集者が草森紳一だったんだそうです。見える人には始めから見えていたんだなあ、って思いませんか?​
 
2008に亡くなりましたが、東京は江東区、門前仲町の2DKのマンションに

3万冊余りの本!

 ​と暮らしていらっしゃったそうです。この本は、そのマンションで入浴中に脱衣所の本が崩れ落ち、風呂場での孤独な餓死の危機から、いかにして脱出できたのかという冒険譚がメインの随筆集です。​
 
常識人である我々には、脱衣所にどれだけの本が積んであれば、浴室の外開きのドアが開かないなんてことが、起こりうるのか想像することもできません。
 
記憶する限り、彼は一時間やそこらで出られたわけではありません。もう必死だったようです。かなり、笑えます。
​ ちなみに、我が家のドアは内開きです。もちろん脱衣所にはチッチキ夫人が浴室に持ち込む本以外ありません。​
 ​
松岡正剛千夜千冊(1486夜「本が崩れる」​)にも取り上げられています。詳しく知りたい人はそちらを検索してみてください。
 
​そういえば思い出しましたが、神戸の震災の時に勤務先の高校の図書館の棚は、閲覧室も書庫もすべて倒れていました。一部の図書は回収しましたが、大半は取り壊された校舎と一緒に廃棄されました。​
 建物の内部のコンクリートの壁に「Z」の文字状の亀裂が入っていたことが印象深いのですが、工事用のバールを担いで書庫を探検し、​「朝永振一郎著作集」(みすず書房)​を救出したことを覚えています。
 
​​電灯もないのに、棚がすべて倒れて明るくなった閲覧室の惨状を眺めながら、「本」というものは棚と一緒に崩れてしまうと手が付けられないということを実感したの覚えています。
 「本」を捨てることが平気な人には想像がむずかしいかもしれませんが、草森さんのマンションの3万冊という本の量は、普通の高等学校の閲覧室の冊数より多い数です。だいたい教室というのは四十畳くらいの広さだと思いますが、図書館は普通、教室二つ分くらいの広さです。
 草森さんは持っているはずの本を、はたして、自由に読めたかどうか、いや、それ以前に彼自身の生活空間があったのかどうか、想像すると笑い話ではなくなってしまいそうです。
 
というわけで7日間のチャレンジ終了です。​​​​​​
 最終日の今日はキュートなヤングママ、「編集」と「四こまマンガ」のプロ(ちがうか?)の通称「小枝ちゃん」にバトンを渡して、再見!
 で、皆さん、明日から新しいチャレンジ「100days100 bookcovers」を始めます。メンバーはT・小林 くんとK・袖岡という三人です。港町神戸の丘の上にある学校の文学部文学科、国文学読書室、40年ぶりのおしゃべりトリオのチャレンジです。おもいつき
第一回は小林君でーす。そういえば、小枝ちゃんも後輩だったような気がしますね。
​​​ ​というわけで、ゴジラブログ「BookCoverChallenge」のコーナーはしばらく続きます。みなさま、またのお越しををお待ちしています。是非お楽しみください。
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最終更新日  2024.01.23 22:02:11
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