マーク・マリオット「東京カウボーイ」元町映画館 予告編を見ていて、何となく気にかかりました。で、封切すぐの土曜日だかにやって来てみると、主演の井浦新さんがやってきて劇場挨拶だか、トークだかをするというので満員御礼でした。
まあ、コロナ騒ぎ以降、映画館が苦心惨憺なのは知っているわけで、それはよかったね!
という気持ちもないわけではありませんでしたが、劇場前で、締め出されたわけで、本音はヤッパリ、なんでやねん!?
だったのですが、今日はリベンジ!
でやって来ました。
見たのはマーク・マリオットというアメリカの若い監督らしいですが、人気!の井浦新主演、「東京カウボーイ」でした。
ガッカリ!でしたね。
だから、まあ、いうことはありませんが、これくらいは!
と、かすかに期待していたモンタナの風景も、予告編よりいいシーンが一つもないってどういうこと?
というありさまで、ボクにとっては映画以前の作品でした。まあ、こういうこともあるわけですね(笑)。 いわずもがななことですが、藤谷文子さんだかのシナリオも、物語の構成以前の思い込み作品というべきで、性格俳優として、そこそこの演技ができるはずの井浦新も、國村隼も、ただ、ヘタクソなだけでした。
一つだけ具体的に上げると、営業マンである井浦新が、父親と自分の映っている写真を客に見せて、いう最初のセリフが「みなさんも、昔、この写真、マーケットでお見かけしたかもしれませんが。」
だったのですが、聴いたとたんに、気分は終わってしまいましたね。俳優として、このセリフが普通だと思って、たとえお芝居のなかであっても、しゃべっているなら、井浦という人も言葉のセンスは終わっています。
で、このエピソード、この映画で、繰り返し使われるのです。「直せよ!」
まあ、そういう人たちによって映画が、意味ありげにつくられているのだと思うと、ちょっとやるせない体験でした(笑)。
一応、言っておきますと「見かけたかもしれません」なら、何もいうことはないのですよ。
監督 マーク・マリオット
原案 マーク・マリオット ブリガム・テイラー
撮影 オスカー・イグナシオ・ヒメネス
脚本 藤谷文子 デイブ・ボイル
編集 井上ヤス
音楽 チャド・キャノン
キャスト
井浦新(坂井英輝)
ゴヤ・ロブレス(ハビエル)
藤谷文子(増田けい子)
ロビン・ワイガート(ペグ)
國村隼(和田直弘)
2023年・118分・G・アメリカ
原題「Tokyo Cowboy」
2024・07・02・no083・元町映画館no249
追記
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