カテゴリ:🔴 D 【防衛と安全保障】 改憲・沖縄
ひよこさんはえらい 私の死角 先の記事で、日本自立論、改憲論を旗幟鮮明に書いた さらに msk222 さんの改憲に対する疑心に満ちた (笑) 反論を退けた・・・気持ちになっていた しかし、今になって、私は私が見落としていたある可能性があると気づいた その考えを書いてみよう ―――― ◇ ―――― 発端は、昨日のひよこさんの下記のコメントである ~~~~~~~~ 日本がアメリカの植民地。これ賛成です。 日本の政治家はアメリカの言いなりです。 この状態で日本が軍隊もつと、アメリカの私利私欲のために日本の軍隊が使われそうな気がして、アメリカにノーと言える様にならないと持っちゃいけないのではと思います。 じゃあ、軍隊を持てばノーといえるのではないか? 卵が先か、鶏が先か、ってなります。 ~~~~~~~~ 私は、このひよこさんのコメントに対して、これを受け取ったときには、大いに賛意をあらわしながら、その後の論戦に忙しくて、このコメントを深く考えずに、そのままにしていた 失敗である う~~ん ひよこさんは鋭い 直感だけではなく、ロジックとしても、現実認識としても、いちがいに否定できるものではない ―――― ◇ ―――― 私は、今までこういうことを主張してきた 戦後の日本は今に至るまで、米国に隷属しており、事実上の植民地である 日本は自衛隊を持ってはいるが、交戦権のない欠格軍隊である 実質的に日本の安全保障は、日米安保により日本に駐在する米軍が担っている 自衛隊は、戦力的には世界数位ながら、交戦権が無い専守防衛という特化した存在であり、また法整備的にも総力を発揮することが出来ない、米軍の後方支援勢力とでも言うべき存在にとどまっている 独立国家としては、いつまでも日米安保に依存することは出来ないし、自衛隊も機能しない 速やかに改憲すべし おおよそこのようなことを主張してきた ―――― ◇ ―――― 筋としてはそれでいいと思う しかし・・・である ひよこさんのコメントが気にかかって、考え直してみたら、ひよこさんの言うポイントが気にかかる もう一度書くが、ひよこさんはこう言っているのである ○ 日本はアメリカの植民地同然という認識に同感 ○ 日本の政治家はアメリカの言いなり ○ この「日本の政治家はアメリカの言いなり」という状態のまま日本が軍隊を持つと、アメリカの戦争に日本が巻き込まれる可能性がある ○ 日本はアメリカに対して隷属状態から脱出して「ノー」と言える状態になるまで軍隊を持つべきではない ―――― ◇ ―――― 私が今まで、護憲論者に対して 「日本が軍隊を持つと暴走するなどというが、あなた方は日本国民をそんなに信用できないのか?」 「日本国民の民主化・成熟をそんなに疑うのか?」 と突っぱねて来たことはみなさんご存じの通りである 事実、日本国民は成熟していると思う だから、国民みんなが戦争に浮かれるというような戦前の悪夢の再来は無いだろう それに、もし日本で国民投票をしたら、日本の軍隊が他国を侵略するとか、米軍の作戦に従うとか・・・に対して、大多数が、明確に『反対』をするだろう それは間違いないと思う 日本の国民全体が改憲を境に、反対方向に大きくぶれる可能性はほとんど無いだろう 「日本国民の戦争に対する共通認識」を信頼していいだろう だからこそ、私は改憲をしても大丈夫だと主張してきている ―――― ◇ ―――― しかし・・・である ひよこさんの言う通り、ポイントは日本の政治家である 敗戦国という負い目があるにしても、彼等は総じて米国のイエスマンである 昔のサムライとか、戦時中の死をも恐れぬ勇猛な兵士などとは大違いである だからこそ、戦後の日本は米国に隷属してきたのである そう考えてみると、まさかとは思うが、もし日本の政治家達が、米国に「ノー」を言えず、米国の圧力に負けて、敢えて国民の総意に逆らって、無謀な決断をしてしまったら、日本の軍隊が参戦の方向に向かぬとも限らない 間接民主主義であるから、私たちは、国会議員に政治を預託しているのである 考えてみれば、少ないながらも確かにそこには危険性があるとも言える 政治家が、我々国民を裏切るという危険性である これは見えない落とし穴だった ―――― ◇ ―――― この上は当分、平和憲法を死守して(オイオイ)、状況を見守る方がいいかもしれない (笑) それは冗談で、私は基本的に改憲論を撤回するつもりは無いし、やはりそれが独立国の筋だと確信している しかし、改憲には、こんな問題点もあると言うこともしっかり認識した 国民にではなく、政治家に問題有りなのである ―――― ◇ ―――― 私の改憲論の「死角」を指摘してくださったひよこさんに、お礼をいいたい それに、 msk222 さん あなたが言いたかったことは、こういう危険性だったのでしょうか? もしそうであったのであれば、失礼しました しかし、私は、 msk222 さんが、改憲すれば国民全体が、一般的風潮が戦前のように好戦的になるという危険性の方を主張していたように感じました だから私はそれを否定したつもりです 次回はもう少し、ていねいにご説明いただければ幸甚です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私は今、米国は悪魔の国だとさえ思っている イスラエルはまだ自衛のために悪魔の国に敢えてなっているが、米国は世界一の強者である 日本の政治家がそのアメリカの「いいなり」では、まずい 「悪魔の弟子」になってしまう (2009.01.14 05:33:38)
昨日の日記を何度か読み返し(おかげで三島をひらけませんでした・・・苦笑)、コメントをどうしようか考えていたら、今日のこの日記。
基本、改憲には反対姿勢の私なんですが、その理由を明確に述べよ、と言われるとなかなかうまくできません。 alexさんの考えはよく分かります。 でも、国民の意思など関係なく交渉の机につくのは政治家。その政治家を信頼できない、湾岸戦争の時だって、結局アメリカに「あんた、戦争なんて間違ってるんだよ!」「人が死んでいく結果になることをそんなに簡単に決断しちゃダメなんだよ!」とは、けして言わなかった日本の政治家。 たぶん、その頃からものすごーーく、自衛隊の役割と日米関係にヘンな敏感さがあると思ってます、自分自身。 アメリカによって守られている国のハズなのに、沖縄や横浜での数々の事件を思うと、有事にさえ守るなら普段は何やってもいいと思ってんのか!とか思ったり。 そんなことをいろいろ思いつつ、やっぱり改憲を急ぐのはなぁ・・・でも・・・という感じでした。 が。今日の日記で、要点がすべて納得いく形でまとめられていて、alexさんの想いと、ひよこさんの想いを読みながら、まさにここが私の葛藤していた部分だった・・・と思いました。 コメントの応戦に、ちょっと書きこみを躊躇してましたが、みんないろんなことを想いながら、日本を考えているのだと思ってます。 (2009.01.14 08:51:20)
そうですね。「鶏が先か、卵が先か」はこの場合、案外悩ましい問題のようです。看破したひよこさんはエライ!
昨日コメントしてお返事をいただいてから、更に考えていました。alexさんが日本人は何もできない、諦め気分だと激しく糾弾されてることについて。 連想的に思ったのは、戦前軍国主義に国民全体が盲目的に引きずられたのは、強力なリーダーに従うという日本人の気質もあるのではないか。戦後エコノミックアニマルと言われるほど一致団結して経済を押し上げたのも、その気質があるのでは。 つまり、日本人というのは良くも悪くも、リーダー次第。ならば、現在の混迷世相は、不幸にして強力なリーダー不在にも一因がある。 良し悪しを別にして、小泉さんという特異なキャラクターが席巻したのは、記憶に新しいです。内閣の長には、リーダーシップの責任がある。 そこで、まさに今日書いてらっしゃる「間接民主主義では国民の総意が、正確に反映されない場合があるかもしれない」ということに思い至りました。 昨今の国内政治情勢を見ると、そうなりますね。そういう内閣なら、ひよこさんの懸念のとおり「(国民の総意を裏切って)アメリカの言いなりになって、軍隊も利用されるだけ」もあり得るなあと思ったのです。 こうなると、国民の民度が成熟していても、思わぬ方向へ行くかもしれない。 もう、そうなら、直接選挙で大統領を選ぶ方がマシか?! 現行制度では、誰を選ぶかが、より重要にはなるなあって、あらためて思いました。 (2009.01.14 09:01:41)
恥ずかしいです~。
めっちゃ恥ずかしいです~。 最初は『ひよこさんはえらい』ってみて、 よしことの全面戦争(してないけど)のことかと思ってしまいました。。 。。。お褒めの言葉ありがとうございます。 しかしお調子者の私は天井を突き破り、宇宙の果てまで行ってしまいそうです~ (2009.01.14 10:22:13)
ここの常連さんの女性のみなさまに(わたしはいれない)、拍手!!alexさんも鼻、高々でしょう(笑)
ご意見、お説のコメントもすばらしく冴えているのはもちろん、コメントをした後も考えに考えていらして頭が下がります。 ひよこさんのコメントを見抜いたalexさんもやっぱりすごい(とお褒めして) わたしは、にわか勉強によると、日本の憲法が形骸化してきているのは年数が経ったことと、発布されたいきさつが尋常でないからで、とうに議論していいのに日本人はなんておとなしくしていたのだろう、とやっと解かった次第です。 ここのみんな、かしこいです~!問題提起したalexさんのお手柄ですよ。 これで日本も大丈夫!ならいいんですけど。 (2009.01.14 12:17:11)
女性のみなさま 隅から隅までずい~~っと、感謝申し上げます 本当に、ばあチャルさんがおっしゃるように、みなさん、実に優秀で、優秀過ぎて(涙) 私は、遊園地の、お猿の電車のお猿の運転手みたいに、グルグル回る機関車の席で、ボ~~ッとしていればいいようです いただいたみなさんのコメントには、後ほど、レスをさせていただきます m(_ _)m P/S/ きいぼさんも、コメント (笑) ありがとうございました 今後もよろしく (2009.01.14 12:38:29)
Rinnさん
>そうですね。「鶏が先か、卵が先か」はこの場合、案外悩ましい問題のようです。看破したひよこさんはエライ! > >昨日コメントしてお返事をいただいてから、更に考えていました。alexさんが日本人は何もできない、諦め気分だと激しく糾弾されてることについて。 >連想的に思ったのは、戦前軍国主義に国民全体が盲目的に引きずられたのは、強力なリーダーに従うという日本人の気質もあるのではないか。戦後エコノミックアニマルと言われるほど一致団結して経済を押し上げたのも、その気質があるのでは。 >つまり、日本人というのは良くも悪くも、リーダー次第。ならば、現在の混迷世相は、不幸にして強力なリーダー不在にも一因がある。 >良し悪しを別にして、小泉さんという特異なキャラクターが席巻したのは、記憶に新しいです。内閣の長には、リーダーシップの責任がある。 ーーーー そうですね ちょっと前に、どこかに書いたことですが、羊という動物は、日本人のように (笑) 、自分では進む方向を決められなくて、群れでウロウロするばかりだそうです そこで、羊飼いは、山羊を一頭、羊の群れに入れる 山羊は羊と違って、自立していて (笑) 自分で進路を選ぶそうです 結果的に、羊の群れは、一頭の山羊に率いられて進むことになる 小泉は山羊だったのですね もっとも小泉改革には今、批判が出だしていますが (2009.01.14 15:14:04)
Rinnさん
>そこで、まさに今日書いてらっしゃる「間接民主主義では国民の総意が、正確に反映されない場合があるかもしれない」ということに思い至りました。 >昨今の国内政治情勢を見ると、そうなりますね。そういう内閣なら、ひよこさんの懸念のとおり「(国民の総意を裏切って)アメリカの言いなりになって、軍隊も利用されるだけ」もあり得るなあと思ったのです。 ーーーー かっては、岸内閣が日本中の反対を押して、日米安保を強行採決しました 岸はA級戦犯だったのですが、米国の言うとおりになると言う条件で絞首刑を免れたと巷間、言われていました 日米安保の功罪は、現段階においてもいろんな意見がありますが、このような事態も過去の実例としてあるわけです >こうなると、国民の民度が成熟していても、思わぬ方向へ行くかもしれない。 >もう、そうなら、直接選挙で大統領を選ぶ方がマシか?! >現行制度では、誰を選ぶかが、より重要にはなるなあって、あらためて思いました。 ----- 同感です でも、ブッシュのポチの小泉は二度と選びたくない (2009.01.14 15:22:43)
ばあチャルさん
>ここの常連さんの女性のみなさまに(わたしはいれない)、拍手!!alexさんも鼻、高々でしょう(笑) ーーーー 鼻、高々と言うより、みなさん優秀で、私の面子が丸つぶれでした (笑) >ご意見、お説のコメントもすばらしく冴えているのはもちろん、コメントをした後も考えに考えていらして頭が下がります。 ーーー 本当にみなさん、真摯に考え続けていたようですね えらい >ひよこさんのコメントを見抜いたalexさんもやっぱりすごい(とお褒めして) ーーーー 義理ホメ (笑) >わたしは、にわか勉強によると、日本の憲法が形骸化してきているのは年数が経ったことと、発布されたいきさつが尋常でないからで、とうに議論していいのに日本人はなんておとなしくしていたのだろう、とやっと解かった次第です。 ーーーー 洗脳によるタブー化だったのです 当たり前のことを、あたりまえに話題に出来なかった 憲法を変えるなんてとんでもないという風潮だったでしょ? ドイツでは戦後、何十回もマイナーチェンジしています >ここのみんな、かしこいです~!問題提起したalexさんのお手柄ですよ。 ーーー これも義理ホメ (笑) だけど、みなさん、視野が広くて、頭が柔軟 それも素晴らしい >これで日本も大丈夫!ならいいんですけど。 ----- 大丈夫! 大丈夫!! 昔 無責任男 ありけり 新・伊勢物語 (笑) (2009.01.14 15:39:13)
ひよこ7444さん
>恥ずかしいです~。 >めっちゃ恥ずかしいです~。 > >最初は『ひよこさんはえらい』ってみて、 >よしことの全面戦争(してないけど)のことかと思ってしまいました。。 > >。。。お褒めの言葉ありがとうございます。 >しかしお調子者の私は天井を突き破り、宇宙の果てまで行ってしまいそうです~ ----- ひよこの 宇宙旅行 (笑) ひよこさんは、さすがコンピューター・エンジニアです シンプルでリアルな命題をロジカルに積み上げるだけで、みんなの迷いを覚ました ―――― ◇ ―――― よって、ここに、「alex99賞」を授与します (捨てるなよ!) (笑) (2009.01.14 15:42:43)
alex99さん
>ひよこ7444さん >>恥ずかしいです~。 >>めっちゃ恥ずかしいです~。 >> >>最初は『ひよこさんはえらい』ってみて、 >>よしことの全面戦争(してないけど)のことかと思ってしまいました。。 >> >>。。。お褒めの言葉ありがとうございます。 >>しかしお調子者の私は天井を突き破り、宇宙の果てまで行ってしまいそうです~ >----- > >ひよこの 宇宙旅行 (笑) > >ひよこさんは、さすがコンピューター・エンジニアです >シンプルでリアルな命題をロジカルに積み上げるだけで、みんなの迷いを覚ました > > ―――― ◇ ―――― > > よって、ここに、「alex99賞」を授与します > >(捨てるなよ!) (笑) ----- こんばんは~~~ おもしろくて めっちゃくちゃ笑らっちゃいました~~~ ありがとう~~~~~ (2009.01.14 20:07:37)
僕はこの問題を語るのはあまり好きではないのです。しかし、こう名指しされては書かざるを得ないですね。
>お言葉ですが、msk222 さんが方向性も同じとは思えませんね (笑) >あの方はやはり社民党みたいな方です と、いいますがここですでにalex99さんの脳には、(売国奴の)護憲派=msk222という染みが脳内に焼き付いている。それとコメントに対して「それはあなたの意見です」では議論の意欲がわきません。 あえて僕の本音をいうと、日本が戦争に巻き込まれさえしなければ、憲法が変わろうが変わるまいとどちらでもいいのです。 それと、日本が再び自ら海外に侵略戦争をしかるなどということは、少なくとも自分たちの時代では起こりえないと思っています。 いちばんあり得る危険性は、まさにひよこさんの危惧する部分です。 歴史的には(皆さんが憲法を押しつけたという)張本人のアメリカが、日本の憲法を変えたがった過去が何度かあります。その最初は朝鮮戦争のときのダレスです。そして、イラク戦争を仕掛けたブッシュなどにもあったはずです。 朝鮮戦争にアメリカは日本を参戦させたかった。しかし、吉田茂は憲法を盾にこれを拒み機雷掃海程度でお茶を濁し、日本経済は朝鮮特需で立ち直るきっかけを得ました。 その間、国内の治安維持という名目でできた警察予備隊は、(憲法の下?)保安隊→自衛隊と成長してゆきました。 自衛隊も、憲法解釈も、歴史的にはずいぶん変化しているように、本来は誰にでも曲解解釈できないような自衛隊であり、憲法であるべきで、書き変えることができればそうすべきだと僕も思います。というのは、あるいは“護憲”を言っている人のなかにもある本音でしょう。 しかし、現在、憲法を変えたいといっている人の主流は、もっとあいまいに(ゆるやかに)海外へも出ても戦える軍隊にしたい、という意図があります。 つづきます (2009.01.14 20:10:56)
alex99さんのように(純粋に?)自主独立の憲法を、という論もありますが、もっと好戦的な意図をもった人たちもいる、と僕は思っています。
最近ではネウヨだけでなくワーキングプアの若い世代にも「戦争待望論」が、一定の支持を集めています。 その中味をここで詳しく説明はしませんが、荒唐無稽と切り捨てられるような薄っぺらなものではないと、読んで感じました。僕には田母神論文より説得力を感じました。 はからずも、改憲という一致点で、それらのピンキリの共闘が成立してしまう。そうなった場合、「戦争こそが歪んだ不平等を解決する」という論拠にも市民権を与えることになります。つぎには徴兵制も俎上にあげなければなりません。 僕が「アンタチャプル」という言葉を使ったのは、「改憲」を求めているのは、alex99さんのような「善意な?人だけでなく、もっと積極的な人も含まれていることです。 なお、「日本国憲法」は、政府や民間から幾つかの「憲法改正私案・草案」がGHQに提出され、それらを参考にGHQ試案、日本政府が草案を提出するなど、何度ものやりとりという共同作業のなかで合意されたもので、(参考・「日本国憲法の誕生」国会図書館をグーグルでどうぞ)一方的な押しつけとは違うと認識します。しかし、これについては水掛け論となる可能性大ですから論争はやめましょう。 (2009.01.14 20:11:19)
msk222さん
>>お言葉ですが、msk222 さんが方向性も同じとは思えませんね (笑) >>あの方はやはり社民党みたいな方です > >と、いいますがここですでにalex99さんの脳には、(売国奴の)護憲派=msk222という染みが脳内に焼き付いている。 ---- msk222 さんと初めて論争をしたとき、 msk222 さんは今よりはるかに左寄りのお考えでしたね それに、 msk222 さんの論調からは、私と同方向性であるとは、とても私には思えません 根強い左派傾向があると、私は感じているのです それが、社民的なという表現になりました 不愉快に思われたのであれば、お詫びいたします ただし、民社党的と言われることに、 msk222 さんご自身はご不満ですか? >それとコメントに対して「それはあなたの意見です」では議論の意欲がわきません。 ーーーー 「それはあなたのご意見です」というのは、「it`s your opinion」という英語の返答の仕方を、訳してしゃべっているのです 「あなたはそうおっしゃるけれど、私の意見は違いますよ」といういみです 悪気はありません ただし、「私の意見は、こうこうです」と言う説明を付ければ良かったのかも知れません おわびします ただし、 msk222 さんと私とは、政治問題の論争になると、非常に相性が悪い 話しがかみ合わない それも原因のひとつだと思います (2009.01.14 21:21:11)
msk222さん
>alex99さんのように(純粋に?)自主独立の憲法を、という論もありますが、もっと好戦的な意図をもった人たちもいる、と僕は思っています。 >最近ではネウヨだけでなくワーキングプアの若い世代にも「戦争待望論」が、一定の支持を集めています。 >その中味をここで詳しく説明はしませんが、荒唐無稽と切り捨てられるような薄っぺらなものではないと、読んで感じました。僕には田母神論文より説得力を感じました。 > >はからずも、改憲という一致点で、それらのピンキリの共闘が成立してしまう。そうなった場合、「戦争こそが歪んだ不平等を解決する」という論拠にも市民権を与えることになります。つぎには徴兵制も俎上にあげなければなりません。 >僕が「アンタチャプル」という言葉を使ったのは、「改憲」を求めているのは、alex99さんのような「善意な?人だけでなく、もっと積極的な人も含まれていることです。 ーーーー なぜ「善意」に、たびたびクェスチョン・マークが付くのですか? 「何だか影がチラチラして、いやな予感がする」と言うようなことをお書きでしたが、私に他意があるとでもお思いですか? それとも冗談なのですか? msk222 さんは、俳人でありながら、言葉遣いに無神経なところがときどき見受けられますね~ 私は侵略戦争など選択するはずがありません また、はじめからこういう明晰な文章をお書きになれば、もっと話しがかみ合ったと思います 誤解も少なかったはず 昨日の文章は、何だか非常に感情的で意味が取りにくかった 吉田茂が朝鮮参戦に反対したというのは、どうも当ではなかったようですよ しかし、改憲しないままでは、いざというときには我々を守ってくれるはずの自衛隊が本当に気の毒です msk222 さんは、いざというとき、自衛隊に自分を護ってもらいたいと思いますか? (2009.01.14 21:57:24)
msk222さん
>なお、「日本国憲法」は、政府や民間から幾つかの「憲法改正私案・草案」がGHQに提出され、それらを参考にGHQ試案、日本政府が草案を提出するなど、何度ものやりとりという共同作業のなかで合意されたもので、(参考・「日本国憲法の誕生」国会図書館をグーグルでどうぞ)一方的な押しつけとは違うと認識します。しかし、これについては水掛け論となる可能性大ですから論争はやめましょう。 確かに水掛け論になるのは確実ですが、ヒトコトだけ、私見を述べさせて頂きます。 憲法について、日本側からの草案も提出されたというのは事実ですが、その日本側草案を作成するメンタリティのうちに、ものすご~~~く GHQ に気を使った事大主義的な要素が最初から入っていて、おっかなびっくりのものだったんではないかと、私は疑っています。 つまり、日本側が必死に、GHQ に対していい子ぶっていたんじゃないかと。 まあ、そうしないと、頭をどやしつけられるのは確実なので、そうするほかなかったんでしょうし、日本側としても確かに、空襲などであまりにも痛めつけられたことによる厭戦的感慨があり、それが全然冷めやらぬ時期だったということもあるでしょうから、理解できますが。 ----- (2009.01.15 08:53:33)
>msk222 さんと初めて論争をしたとき、 msk222 さんは今よりはるかに左寄りのお考えでしたね
>それに、 msk222 さんの論調からは、私と同方向性であるとは、とても私には思えません >根強い左派傾向があると、私は感じているのです 僕が楽天でブログを始めたのは、アメリカで9.11同時テロの後でイラク・フセインに戦争を仕掛けるかどうかというアメリカンナショナリズムが吹き荒れていた頃です。それに日本がどんな立場をとるべきかという議論が楽天のなかでも起き、僕も「イラクへの介入はテロ要因を拡大するだけ」という思いから、反戦の立場で記事を書き、日本はアメリカに自重するよう説得するべきとも書きました。 これに対して、アメリカのイラク攻撃計画を支持する人たち、当時の小泉政権がアメリカ支援に積極的に動くことを支持する意見が、主に2ちゃんねるから楽天に流れてきて、大バトルになった時期がありました。 その後の、イラクでの人質事件と自己責任論についての罵倒合戦など、政治的な話題に対しては二極化する傾向があり、そのなかで「ネウヨ」とか「プロ市民」などという言葉か生まれたのはご存知の通りです。 二極化した議論の片側から発信するとどうしても、どちら側の人間という意識でみられることになります。棒磁石のどこで切ってもかならず対極があります。僕も彼らからは「プロ市民」と呼ばれました。 alex99さんとの出会いもほぼこの時期だったのではないでしょうか。その頃のやりとりの印象から、左派と見られてもしかたがないでしょうね。 議論という地場の上では、どちらかが右であればどちらかが左で、中対左または右ということはないはずです。 (2009.01.15 12:40:11)
それと、僕の若干ねじれた家庭環境にもよるかも知れません。
僕はいわゆる地方の(貧乏)旧家生まれで、親戚筋には幾つかの大臣をしてきた人物もいるなどいわゆる保守家系です。そのため権力側で行われるアンフェアーなうま味も見聞きしていますから、その反作用の視点も生まれます。 その対極としての、筋の通った(と思った)共産党への期待感から心情的シンパシーを抱いたこともあります。しかし、当時の「思想に殉じる」ような馬鹿正直な党員たちには馴染めず、結局はリベラリズムをよりどころにすることになります。 社民党(旧社会党)は、左翼ということですが、内実は親方日の丸的企業の組合員の利益を一義に成り立ち、55年体制を引きずってきた政党ですから嫌いでした。党首の福島みずほには悪感情はありませんが…。 人情味という面では、右派の人々に多くあります。だから、人間として好きな人は多い。潔癖であろうとすると、人情より原則を優先することになりがちです。左派にはそういう傾向があると思います。 年齢を経るにしたがって、妥協してゆくのはあるめん自然の摂理かも知れません。 と、思うがままに書いてみましたが、結局つまるところは、どういう立場にいるかより、とういう人間であるかが主要な判断になります。庶民に対しては、どの政党の支持者であろうと区別してつきあうことはありません。 alex99さんと、政治的な話題で齟齬が生じるのは、「…である」と決めつけられることへの反発が起きるからであって、自分としてはかなりフリーハンドルのつもりでいます。 (2009.01.15 12:41:11)
>msk222 さんは、いざというとき、自衛隊に自分を護ってもらいたいと思いますか?
納税しているから、警察でも消防署でも、まして自衛隊でも国民のために働いてもらう義務と権利があります。 しかし、「いざ」は災害出動のみであって、戦争はあり得ないと思っています。このように兵器が高度化した現代では、仮に戦争をするには日本はあまりにも叩きやすい地形です。 そんな国が戦争などするような外交は絶対にしてはならない、というのが原則です。 (2009.01.15 12:41:51)
tak-shonaiさん
>つまり、日本側が必死に、GHQ に対していい子ぶっていたんじゃないかと。 > それは十分に考えられます。 当時、政府案や民間からの案など幾つかの草案が行ったり来たりしています。 ただ、善意に考えれば、当初の日本政府案は戦前のものとあまり変わらない保守的すぎるものだったことと、早く成立させないとソ連などの干渉でまた大きく違ったものになる可能性があったということで、アメリカ側の起草チームは当時の世界の憲法のいいとこどりのようなこともしているようで、結果として日本は戦後復興に都合の良い憲法を授かることになったわけです。 結果がよければ、いいものはいいで受け取ればいいというのはtak-shonaiさんとも同じように考えます。 ただ、それが現在の日本に則しているかどうかについては意見が分かれるところでしょうが…。 憲法も所詮は、保険の約款のようなもので、何もなければ意識することもありません。 ことに9条の解釈が問題点になるわけですが、現実に9条があっての損得をどのように考えるかということにつきると僕は思っていて、これまでは9条を盾に、血も流さずにすんだ。これを評価します。 そして、今後は「いざというときにどうするか」の、いざというときなどないような、外交こそが必要であって、9条が無くなったから安全になる、とはいえないのではと考えます。 個人的には9条があろうがなかろうが、外交として必要な軍備はされてゆくだろうし、仮に万一他国の攻撃があったら、応戦しないなどということはあり得ないと思います。 日本とアメリカの警官の銃使用に対する気持ちの上での抑止力と同様に、どちらが絶対にいいとはいえないのではないかと…。 ただ、議論されてゆくことは結構なことだと…。 ただし、この話題は僕には不得意であまり気の進まない内容なのです。 (2009.01.15 14:02:24) |
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