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カテゴリ:共謀罪
今朝の朝日新聞を開いて愕然とした。現代の治安維持法共謀罪が来週中にも強行採決されようという状態なのに、一行も記事が載っていないのである。そのあとgoo検索で調べると、どうやら小さい記事は作っているらしいことがわかった
「共謀罪」、衆院法務委で審議入り 日弁連は反対声明 2006年04月21日20時21分 犯罪の企てを話しあっただけで罪となる「共謀罪」の創設を盛り込んだ組織的犯罪処罰法などの改正案の審議が21日、衆院法務委で始まった。審議入りに反対する野党は石原伸晃委員長に詰め寄り、議事進行に激しく抗議。騒然とする中、杉浦法相の法案提案理由説明と自民議員による与党修正案の趣旨説明が行われた。民主党の平岡秀夫議員は「なぜこれほど強引にやるのか。怒りをもって抗議する」と述べた。 日本弁護士連合会(平山正剛会長)は21日、共謀罪をめぐる与党修正案について「一定の評価はしうるが、多くの問題点が是正されていない」「文字通りの組織犯罪集団が関与する場合に限定すべきだ」などとして、強く反対するとの会長声明を発表した。 こんな記事はわたしの家に来る、大阪本社発行第14版には載らないのだ。こんなべた記事扱いではだめだ。もっと『特集』で載せないと。ほとんどの人はまだこの共謀罪が、警察の運用次第で、治安維持法より恐ろしくなる『萎縮社会への道』になることに気がついていない。 このままでは、竹島問題、耐震偽装問題、とメディアが政府にコントロールされて(?)いる間に、2日ぐらいの論議で衆院法務委員会を通ってしまう。私は既に以下のようなメールを各新聞社、一部テレビ局に送った。 「とうとう今日共謀罪が審議入りしました。 日本弁護士会等さまざまな団体が指摘している通り、これは平成の治安維持法です。政府はなんとしてでも28日までに通そうとしています。こんなことを民主国家のマスコミが許していいのでしょうか。ぜひとも、大きな特集を組んで、警笛を鳴らして欲しい。」 こんな短いメールで充分だ。新しい共謀罪の問題点や、新聞社・テレビ局の連絡先は「共謀罪ってなんだ?」というところで分かりやすく載っていた。ヘリオトロープの小部屋さんのところで教えてもらった。またここの情報によると来週ニュースステーションで特集を組むそうである。ただ、まだまだ足りない。今朝の朝のニュース番組では見落としはあるかもしれないが、どこも扱っていなかった。現代は自民党に圧倒的な議席がある以上、残念ながら新聞、メディアの動向がカギを握っている。反対にいえば、PSE法のときでも明らかなように、ここが動けば、まだ間にあう。毎日でもメールしよう、電話しよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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