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カテゴリ:韓国旅行(09~)
浜岡原発の停止を支持します。経団連会長の会見を見ましたが、菅首相を口汚くののしってはいるのですが、いざ原発停止の是非を聞かれるとしろどもどろになるなど、まるで小学生の先生への告げ口みたいです。「民主党の決定はブラックボックスで結論だけがでてくる」ということだけはその通りだと思います。
閑話休題、 明洞餃子で美味しいキムチを食べて 10年前を思い出したので、そのあとに行った処も思い出した。てくてくと明洞を歩く。いまや、日本語の看板はありとあらゆる所にある。日本風のラーメンもだいぶ進出してきたようだ。怖くてまだ一度も食べたことはない。 人人人である。 さあ、着いた。明洞教会である。協会に続くこの坂のところで10年前の時はなにかのデモの起点になっていた。日常的にデモがあること(その時のホテルまで案内してくれた添乗員がさらりと政治に対しての自分の意見を言ったことに対しても私はカルチャーショックを受けていた)や、それが教会が基点になっていることにも、私はカルチャーショックを受けた。 あの時は曜日のせいか、時間のせいか、教会の中に入ることは出来なかった。今日初めて入ってみる。厳粛ゴシック建築、その大きさにびっくりする。パンフによると、韓国最初の本堂で「韓国カトリック教会の象徴」らしい。1892年に聖堂の設計に取り掛かり、1898年に完成したとある。その後の激動のソウルを体験してきた教会なのだろう。「1980年代、近・現代史の激動期に韓国社会の人権向上および民主化の聖地としての役割を果たし、現在では祈って宣教する共同体として世に向かっている。」(迷訳である)と書いている。 大聖堂の平面はラテン十字架形の三廊式で、本堂の高さは23m、鐘塔の高さは45m、装飾的な要素を排除した純粋なゴチック様式らしい。 この日はあまり政治デモは見かけない。G20を応援する若者のパフォーマンスがあった。 映画の前にスターバックスでコーヒーを飲みながら、日記を書く。 映画はCGVに入ってみた。初めて。 映画館は複合ビルの最上階にある。途中、明洞の周りのビル群を上から眺める。すると、明洞の華やかな顔とは裏腹に、誰かが住んでいるかもしれない倉庫みたいな屋上家や畑に使っているかのような屋上もあった。 映画は「プタンコレ(the un JUST)」(邦題「生き残るための3つの取引」)というものである。作品ごとに体格と顔つきを変える演技派ファン・チェンミン(「ユア・マイ・サンシャイン」)とリュウ・スンボムの主演。警察の上司が汚い部屋で飲んでいる部下の刑事のところにやってきて、対等に飲みあいながらギリギリの話をする。細かい演出がにくく、高村薫の原作の映画化をこの監督ならば出来るかもしれない、と途中までは思っていた。最初から汚いことをする刑事と検事が主人公で本格的なポリティカル・サスペンスになっている。と途中までは思っていた。しかし、後半で大失速。あんなラストじゃいただけない。日本には来て欲しくない。しかし、これには八割がたの観客が入っていた。現在の韓国映画としてはヒットといっていいだろう。俳優に対する期待があったのだろうか。 映画が跳ねると雨が降っていた。急いで傘を買ったけど、300m歩いて地下鉄に入り、外に出たときにはやんでいた。結局、それ以降一度も雨は降らなかった。このとき地下鉄で、ものすごいものを見た。上のブレブレのものはなにか。写真ではない。日本にもあるけれども、地下鉄構内にあるCM用のテレビである。そこでなんとCGを使っていると思うが、地下鉄で毒ガスのテロ攻撃があったという政府の広報をしていた。地下鉄で爆発もあり、毒ガスも発生し、市民は防毒マスクを被り、お年寄りや子供を守りながら避難しましょうと「啓発」する映像である。G20の最中とはいえ、日本ではとうてい考えられない映像だ。韓国は本気なのだ。毒ガスサリン事件があった日本では、いざという危機に対して、まったくのほほんとしている。嗚呼、あまりにも現在では自明のことなのでもうこれ以上は言うまい。 大元旅館に帰って宿を29000wの個人部屋に変える。洗濯はしてくれていなかった。忘れていたみたい。直ぐにやります、といわれたけど、自分ですることにした。 外に出て食べにいく。中華料理店で中華丼を頼んでみた。味付けはやっぱり辛い。失敗した。 キョトンカードチャージ5,000 風呂15,000 昼食7,000 映画8,000 コーヒー3,300 傘3,000 靴下5,000 宿29,000 夕食6,000 つまみ1,500 合計 82,800w 歩数 11,634歩 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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