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カテゴリ:韓国旅行2012
清州二日目。残念続きだった博物館巡りの最後は忠北大学博物館。ここは期待通りでした。そして1番見たかったのが、このフンスくんの姿です。後期旧石器時代トゥルボン・フンス洞窟で発見された完全な幼児の遺骨である。 顔はこの様に復元された、彼の胸の辺りに石器とキク科の花粉が集中して検出されたらしい。 骨は綺麗に残っていた。まだまだ感情を持っていそうな気がする。少なくとも、両親か村の仲間に丁寧に埋葬されたのである。 年齢は五才くらい。身長110-120センチである。約4万年前の埋葬文化と、フンスくんという個人の二つに此処で出会う事が出来る。 青銅器時代で目についたのは、清原阿徳只(청원아득이)遺跡の天文板。北斗七星を発見しているのは凄い。この前NHKが秦の始皇帝の都市計画が星座とそのまま重なる事を証明していたが、古代の知力は我々が想像するよりは遥かに高いと考えた方が間違いが無いのかもしれない。 原三国時代(2-3C)の丹陽乗楊介2地区の出土遺物も多く展示されていた。 いろんな時代の墓誌も収集していた。そういえば、日本にはこういうのは無いな。 白磁も出来るだけ注視する様にしている。まだ、白く塗った陶器と白磁の見分けがつかないのだけど、うちから発する白さと蒼さを早くわかる様になりたい。 満足して博物館を出る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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