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テーマ:本日の1冊(3684)
カテゴリ:読書フィクション(12~)
「佐藤ジュンコのひとり飯な日々」ミシマ社のコーヒーと一冊 前回「月刊佐藤純子」の感想文を書いた時に「岡山の地から小さく応援します」とつい言ってしまった関係から、ジュンク堂書店員から独立した彼女の最初の著書を買わざるを得なくなった。というのは冗談で、届くのをとても愉しみにしていました。 表紙だけを見ると、アラサー(⁈)ジュンコさんのひとり飯のレシピか仙台の街の美味しい店紹介のマンガ本に見えるかもしれない。そういう面も無きにしも非ずだけど、実は中心は「月刊佐藤純子」続編とも言うべき日常日記になっているのが、悲しいやら嬉しいやら。 絵はとってもうまくなりました。完全マンガエッセイです。どうやら本気みたいなのですが、描き始めの時に描き終わりを全く考えていないみたいです。時々失敗しています。時々とっても面白い。「コーヒーと一冊」シリーズは、「コーヒータイムに読み切ることが出来る愉しみを見つけよう」というコンセプトで始まったらしく、この本はその名誉ある第一号です。いま、サンマルクのポイントが貯まって満を侍して無料のカフェラテを飲み干しながらこれを書いているのですが、とってもゆるゆるで楽しい時を過ごすことができました。奥付けを見ると、第二刷の本をゲットしたみたいで、祝着です。 ワイン派の私はビール派のジュンコさんとは違って、この本からあまり参考になる情報は得られなかった(でもそもそもこの本は情報誌ではない)のだけど、お気に入りの魔法瓶を買って、お気に入りのコーヒーを詰めながら、秋の夜長を読書三昧する(ジュンコさんの場合はお仕事)、というのはこの秋から冬にかけて是非やってみたいことになりました。 2016年11月1日読了 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月01日 18時55分05秒
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