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テーマ:海外ぶらり一人旅(476)
カテゴリ:台湾2015
地下鉄大安駅から台北駅に戻る。駅構内に、故宮の品が一部展示されていた。行くことはできなかったので、こんなものを見て楽しむ。これは清の乾隆帝の粉彩幡桃天球瓶である。 絵付けに技術があるのだと思う。 これは大福字軸。インドや清、ベトナムや日本などの美術品の模様を、文字の中にそれぞれ借りているらしい。金持ちの道楽ですね。 すっかり雨が止んだ。でも傘はなんか気に入って持って帰ってしまった。いつか捨てよう、として午前中一緒に歩いて、なんか情が移ったのかもしれない。ものすごく邪魔だった。さて、チェックアウトして、桃園飛行場行きのバス乗り場に行く。前回は、台北駅の西側だったけど、念のためにホテルスタッフに確認すると、なんと今は駅の東側に移っているという。確認して、ホントに良かった。 相変わらず、ものすごい行列になっていた。 バスに乗って感心したのは、事故の時の脱出の仕方を中のテレビで説明していたこと。窓ガラスを割るための「車衝撃波装置」や、天井から脱出するための脱出口を備えているのは、日本でも見習って欲しい。 チケット口は、やはり大きな行列。しかし案外すぐに順番が来た。 あと一時間少しあったので、昼食をとる。予約できないので、飛行機の中で食べれないからだ(と思ったら今回は食べれた。もう!こんなのは事前に知らせて欲しい!予定が立たない!)。美味しくはないけと、腹に入れる。 タピオカ入りのパパイヤミルクがあったので、食後の珈琲代わりに飲む。 その他、定番のお土産お菓子などを買っていたら、少し出発の10分前になった。 少し急いでいたら、放送がかかった。CAが待っていた。 「ラストですか?」「そうです」「えっ⁉まだ10分もあるのに‼」 ところが、タイガーエアラインはバスで移動だったのだ。皆さんをだいぶ待たしたようだ。ごめんなさい。 バタバタして、慌ただしく空を跳ぶ。比較的明るく窓側の出発は初めてなので、バチバチと写真を撮る。台湾の街並み。 こんな感じ。 因みに、この席は二列目でした。一人旅の者はいつも真ん中あたりに座らせると、ここに来る時に書いてごめんなさい。台湾の山並みも、少しだけ雲の上から顔を覗かせている。 二時間と少しで日本に着いた。これは見にくいかもしれないが、高知湾である。 四国の山並み。 遂に岡山空港に近づく。 これは私だからわかる、日本第四位造山古墳である。我が郷土は、やはり優しい。小さい空港なので、全てがコンパクト。荷物も手荷物だけなので、税関も最初の頃にすっと通って、空港の無料駐車場に着いたのが、到着してから約30分後だった。ともかく遅延もなく、無事に着いてホッとした。日本はやはりひんやりと寒いけど、思ったよりも凍れるほどではなかった。旅の間中、歩いている時はいつも少し暑かったが、それは荷物を少なくするために冬用の服と、時にはジャンバー付きで歩いたためである。日本に帰って、そのまま外に出てもそれ程寒くなかった。後で聞くと、暖冬の正月だったらしい。今年は、正月の雰囲気は一切感じないまま、年を越した気がする。タイムワープした気分。 台湾の旅で、掴んだことは三つ。 (1)台湾の古代文化は、ある時期までは日本を凌駕している。 (2)台湾人の日本に対する好感は、国民党政府への反発だけではなくて、ちゃんと歴史がある。 (3)台湾の食への理解は、まだまだ道半ばである。 また、来たい。台湾元も1200ほど残しちゃったし。 傘70 朝食110 お土産570 バス125 昼食245 お土産578 計 1698元 歩数 32822歩(←凄いでしょ?朝の散歩でこれだけ歩いたようです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月05日 22時41分18秒
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