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2017年08月22日
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「風流江戸雀」杉浦日向子 新潮文庫

時々思い出したように、杉浦日向子の絵を見たくなる。
ーそうそう、この風流を、まだ俺はわかるんだぜ
などと、思いたいのかもしれない。
カバー裏の彼女の紹介文を見たり、あとがきの日付をみて、この本が月4Pの連載で、4年の月日で完成したことを知る。だとすると、これを描き始めたのは、25歳の頃だということになる。人生の粋も渋も枯も艶もわかったような絵を、どうして彼女は描くことが出来たのか?

田辺聖子が序文で、
ーこの本にえらび採られている古川柳は、すべて古川柳の代表作ともいえる佳句である。
と言っている。
「仲人を こよみでたたく お茶っぴい」などは、今はない暦やお茶っぴいという単語はあるが、何と無くわかる。「おちゃっぴい へそから出たと 思って居」となると、昔の近所に居た女の子のことを思い出した。
「細見を みてこいつだと 女房いい」となると、細見(さいけん)が何か、わからぬとお手上げだ。なんと遊女名鑑らしい。江戸にはそんなものまであったわけだ。杉浦日向子の女房は、その名にぎゅうっ‥と爪を立てる。おゝ怖。「火箸にて野暮め野暮めと書いて見せ」などは、言葉はわかるが、そんな状況は、現代では絶滅している。「雨宿り 惜しい娘に 傘が来る」もう絶滅はしているが、気持ちはまだ絶滅してはいない。

2017年8月16日読了






最終更新日  2017年08月22日 19時38分06秒
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