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テーマ:美術館・博物館(1487)
カテゴリ:考古学
久しぶりに岡山市埋蔵文化財センターに来た。大きな展示会もしていないし、報告するようなことはないと思ったら、意外とたくさんあった。建物の意匠は千足古墳石障の直弧文です。 千足古墳石障(仕切り石)の展示は、今は既に無いのですが、以前はなかった石室模型がありました。西田和浩氏の論考ペーパーがあり、天草・宇土半島との結びつきを考察していました。 収蔵展示室には、「発掘された日本列島2019」で展示されている金蔵山古墳(4C後半)の家型埴輪に漏れた埴輪群がありました。 展示室には多くは南方遺跡(弥生中期)の遺物がずらっと並んでいました。分銅型土製品に、農耕儀礼と関係する高床倉庫が描かれている?これは家族祭祀の道具だと理解していたのだが? 九州や四国、近畿から来た土器や、ジョッキ型土器などの変わりものや、南方遺跡土器群の編年などを見る。 びっくりしたのは、南方遺跡のこんな分厚い発掘報告書全3分冊が、800円700円700円で販売されていたこと。安売りセールじゃないらしい。最近の報告書はだいたいこの値段なんだと。技術の革新?つい全部買ってしまった。 南方遺跡発掘報告書より「旭川西海岸平野のほぼ中央に位置する集落遺跡。弥生時代中期を中心とするこの地域を代表する拠点集落であり、山陽東部の弥生中期の土器形式「南方式」の名祖遺跡」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月29日 11時49分53秒
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