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テーマ:ニュース(99464)
カテゴリ:平和運動
今日は沖縄返還がされた日である。1972年(昭和47年)5月15日に、沖縄(琉球諸島及び大東諸島)の施政権がアメリカ合衆国から日本国に返還された。 沖縄返還は実現したものの、課題は多く残されている。2020年(令和2年)現在も米軍専用施設面積の約70%が沖縄県に集中し、沖縄本島の14.5%が基地に占められる(県全体の基地の割合は8.1%)。たびたび引き起こされるアメリカ兵による事件が日米地位協定によってうやむやにされることも県民感情を逆撫でしている。 安保条約。沖縄にとっては、せめて地位協定が諸悪の大きな足かせになっているのは、もはや県民の総意となっている。しかし、安倍政権は正にその点で、県民に寄り添うばかりか、分断工作やフェクニュース、ありとあらゆる手段を使って攻撃している。 そんな中で、『フィリピンが地位協定破棄を米に通告した』というニュースが飛び込んできた。 「平和新聞」5月15日号が、そのことについて、松宮敏樹氏の寄稿によって詳しく解説していた。是非読んで欲しい。 読んでみると、必ずしもフィリピン人民の平和運動が花開いたとは言えないかもしれないが、背景には「もし米中が武力衝突するような事態になれば抑止力になるどころか、フィリピンが戦場になるという危機感」があるようだ。それは日本も同じだ。それなのに、日本の感度はすこぶる低い。 この解説が、おそらく全ての新聞・ニュースの中で最も詳しいものだろう。大ニュースではあるのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月15日 12時55分54秒
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