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カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
「ザ・ビッグイシュー Vol.416」2021年10月1日号 久しぶりのビッグ・イシュー。販売者が何かの事情で長期お休みしていて間が空いた。遂に「緊急3ヶ月通信販売」を利用した。 表紙はダニエル・クレイグ。もちろん、2回の公開延期を経て10月1日に公開された「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」を受けてのインタビューが載っている。 恥ずかしながら「ノー・タイム・トゥ・ダイ」の意味が「今は死ぬ時ではない」ということだったことを、この記事を見て初めて知った。ところが、記事の総ては、ダニエル・クレイグのボンド退き際の話に終始している。まぁそうなるはな。今回の007は間違いなくダニエル版ボンドの終わりだった。「今は死ぬ時ではない」とは、「時が来れば死ぬのは当たり前だ」ということと同義語なのである。ダニエル版ボンドも、完全に仕切り直しをして始まった。次回のボンドも、おそらくそうなるだろう。改めてダニエルは今までのボンドの「お約束」を壊した。でもよく考えたら、金髪のボンドも、マティーニの飲み方を「こだわらない」と宣言するのも、前作の女性が冒頭にまた現れるのも、その女性がボンドの子供を産むのも(!)、そうだ。 女性プロデューサーと女性脚本家を迎えて、ボンドは明らかに「変わった」。それを是非映画館という特別の場所で「体験」しておくべきだと、私は思う。 特集は「貧困緊急事態」。 久しぶりに稲葉剛さんや雨宮処凛さんの言葉を聞いた。ビッグ・イシューでぐらいしか彼らの声が届かないという、この日本の現実を変える必要がある。 試しに「家賃が払えない」でツイッター検索したら、今にも自殺しそうな人の呟きが出てきた。リプライしたら、何か悪い影響与えそうで、怖くて何もできない。コレが今の現実なのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月15日 07時46分04秒
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