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カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
「ザ・ビッグイシュー vol.417」2021年10月15日号 特集は「土と微生物と」でした。 (ホームページより) 「水の惑星」地球は、「土の惑星」でもあります。土があるからこそ地球は命を育む星になりました。地球上の12種類の土を探し求め研究してきた藤井一至さん(森林総合研究所)は、食卓の食べ物の95%が土に由来すると言います。たとえば「朝食は“チェルノーゼム”で育てた小麦パンに、北欧の“ポドゾル”でとれたブルーベリー・ジャム。お昼はアジア熱帯雨林と“強風化赤黄色土”が育む香辛料(ウコン)を使ったカレーライスと“黒ぼく土”でとれた野菜サラダ……」というように。 一方、土の中には植物の生育を助け、医療薬ともなる無数の微生物が棲んでいます。土壌微生物研究者の染谷孝さん(佐賀大学名誉教授)は、「蛍光顕微鏡で観察できるようになって、土壌1g 中に100億個もの細菌の存在が判明。しかし、その99%は未知」だと言います。 枝元なほみさんからは“土と微生物”についてのエッセイと料理が届きました。 さて、地球には「たった」12種類の土しかないのか?というのが衝撃的。しかも、土の色は茶色や黒が常識ではなかった!! ノルウェーならば白、アフリカ中部ならば赤、インドネシアは黄色と答えるのだそうだ。 しかも、しかも三大肥沃土壌は世界の(日本ではない)一部に過ぎないという。 まだまだ世界は謎に満ちている! しかも、細菌の世界まで踏み込むとさらに謎に満ちている。 ちょっと読んでみたくなった。 「土 地球最後のナゾ」藤井一至 光文社新書 「土壌微生物の世界」染谷孝 築地書館 浜矩子さんが岸田内閣の経済政策をバッタバッタと切っている。曰く「アホダノミクス」! 池内了さんが「うまいものは別腹」というのは、科学的根拠がある、ということを説得力持って説いている。つまり「脳の命令」であり、一定身体は耐えられるそうだ。身体に悪いのは当たり前なので、それがフリーパスポートにはならないけれど。 やっぱ、ビッグイシューは面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月30日 12時42分09秒
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