テーマ:聖書からの日々の御言葉(206)
カテゴリ:聖書に親しむ
『ヘブライ人への手紙』を読了したので、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。
【この本からの引用】 この終わりの時代には、御子によってわたしたちに語られました。 神は、この御子を万物の相続者と定め、また、御子によって世界を創造されました。(1章2節) 【上記の感想】 『ヘブライ人への手紙』は、公同書簡の一つに分類されています。 と思いきや、ウィキペディアには次のように書かれています。 「新約聖書に収められた書簡のうちパウロ書簡と伝統的にパウロに帰せられたヘブライ人への手紙を除いたものである。」 この説によると、『ヘブライ人への手紙』は公同書簡から除外されています。 混乱していますが、深入りは避けます。 上記に書かれている「終わりの時代」とは、いわゆるキリスト教の終末という考え方です。 今の時代のことで、神の最初の創造(旧創造)が清算される時が近いことを示しているそうです。 この時代には、人々は利己主義、拝金主義に走り、天災が頻発する世の中になると言われています。 仏教の末法の考え方と同じように思われます。 【この本からの引用】 また、だれであれ、ただ一杯の食物のために長子の権利を譲り渡したエサウのように、みだらな者や俗悪な者とならないよう気をつけるべきです。(12章16節) 【上記の感想】 『創世記』の25章以降に出てくるエサウとヤコブは、興味深い。 当初、私は、どうみてもヤコブがずる賢く、エサウは正直でお人好しとしか思えなかった。 半年前の日記でも、このことに触れました。 今でこそ、本当に大切なものを生涯守り通すことを、『創世記』のこの部分は言いたかったのだと、理解しています。 が、それでもやはり、今ひとつすっきしませんねえ(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/19 08:49:39 PM
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