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2021.06.09
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​​​​​ジョン・アービン「ハンバーガー・ヒル」元町映画館 6月になって最初の映画は「ハンバーガー・ヒル」でした。1987年に制作された作品のリバイバル上映です。
 ぼくは、どっちかというと「戦争映画」とか「ヤクザ映画」、それから「日活ロマン・ポルノ」で、映画を見始めたこともあるのでしょうか、こういう映画は結構好きです。
 スター俳優を登場させないことで戦場のリアリズムを追及しようとした映画だと思いました。
 戦闘シーン以外の場面にも興味を惹かれました。補充された新兵と古参兵との会話を始め、兵士同士の日常の言葉の飛び交い方。帰国して、再び戻ってきた兵士の胸中。ベトナム人の娼婦とアメリカ兵との会話や否応なく映し出される奴隷と主人の関係。

 戦場シーンでは友軍による誤射も含めて、どこから銃弾が飛んできて、どこに向かって撃っているのか、見ているぼくにも全くわからない混沌が、まず、リアルでした。戦場は、ほとんどモノクロにしか見えないのですが、本人も気づかない間に失われている右腕、泥まみれの中でうたれるモルヒネ、そうして、あまりにもあっけない死。悲惨が重層化していて、一つ一つのエピソードを大したことではないように感じ始めるのが怖いですね。
 映画はおそらくベトナムでアメリカが苦戦を強いられた屈指の戦場の悲惨を描いた作品だといっていいと思うのですが、「地獄の黙示録」のような、見ているものを煽り立ててくる印象が全くないのが特徴で、どこかで、懐かしい情景と遭遇したような不思議な感慨を引き起こす作品でした。
 感慨の理由は、おそらく、ぼく自身の年齢によるもだと考えられますが、ひょっとすると、ぼくの中で「戦場」を映画的な虚構としてしか考えられなくなっている意識の鈍化によるものかもしれません。これはちょっとヤバいんじゃないか、そんな気分にさせた作品でした。

監督 ジョン・アービン
製作 マーシャ・ナサティア   ジム・カラバトソス
製作総指揮 ジェリー・オフセイ   デビッド・コルダ
脚本 ジム・カラバトソス
撮影 ピーター・マクドナルド
美術 オースティン・スプリッグス
編集 ピーター・タナー
音楽 フィリップ・グラス
特殊効果 ジョー・ロンバルディ
キャスト
ディラン・マクダーモット
マイケル・パトリック・ボートマン
ドン・チードル
コートニー・B・バンス
スティーブン・ウェバー
アンソニー・バリル
マイケル・ドーラン
ドン・ジェームズ
M・A・ニッケルズ
ハリー・オライリー
ダニエル・オシェア
ティム・クイル
トミー・スワードロー
ティーガン・ウェスト
1987年・110分・G・アメリカ
原題「Hamburger Hill」
日本初公開1987年
2021・06・04‐no52元町映画館

追記2021・06・09

 この映画を見ながら思い出したのがニック・タースという人が書いた​「動くものはすべて殺せ」(みすず書房)​でした。大慌てでしたが、読書案内で紹介しました。興味のある方は書名をクリックしてみてください。
ある意味、この映画より、もっと悲惨であった「戦争」が、徹底的に暴かれています。

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最終更新日  2021.06.09 00:15:08
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