カテゴリ:展覧会
「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展」に国立新美術館に行ったご報告です~。
最近私のブログは炭水化物だらけで、少し見た展覧会のご報告も(笑)。 (でも今日中にもう一本、ヨロイヅカのピスタチオのプリンもご報告したくなりそう) 入り口はいるとすぐ、ヤン・ブリューゲルの花の花瓶を思わせるデコレーションがあってびっくりしました。 え?展覧会に花?本物? 近づいてみると造花でした~。 展覧会は四章だてになっていて、まずはふつ~の静物画からはじまりました。 静物画といっても四季をテーマにしていたりして、変化があって楽しめます。 素材のためか修復のためか、見た目にもとても美しい絵画の数々です。虚栄画などはやはり暗い絵も多いです。こんなの飾るなんてストイックだったんですね。 第二章の狩猟画は、貴族が狩りをした成果をここぞとばかり描かれている物があり、一種の記念撮影ね~とも思いました。ヤン・ブリューゲル父などの花の作品もあり華やかです。 たしかこの章、絵を立体化、再現コーナーがありました。 第三章で出てきた宗教画や風景画など。楽器など絵のなかに描かれていれば静物のテーマにははずれていない。ルーベンスと工房の作品はなかなか大作でした。 第四章は、風俗・肖像画です。出てきました!マルガリータ王女。(この展覧会を見た後食べたのはピザのマルガリータ・・・・) 青い服のマルガリータ王女が一番と思っていましたが、やっぱり薔薇色の衣装のマルガリータ王女の絵を見ていると、これもいいわ~と思ってしまいました。 会場を出ても目に残ったのは彼女の肌のいろ。 生き生きとしてみずみずしいイメージがあとまでも残りました。 見飽きた感があるベラスケス、やっぱり巨匠です。 静物画といっても、他種類の作品があったので変化があって楽しめました。 さて、美術史美術館といえばウィーン。極寒のなか大変なガイドと関西弁の楽しいおばさま方と旅しちゃったBelgische_Pralinesさんのウィーン体験、途中で頭をよぎりました~。 名画・油絵 ベラスケスの名作「青いドレスのマルガリータ王女」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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行きたいなと思いつつ、日々の暑さに負けて忘れていました。青いドレスはデザインが好きですけど、マルガリータ王女の白すぎる肌を青白く見せてしまいますよね。ピンクのドレスの方が、こどもらしく血色がよく見えて可愛らしいのではないかと思います。
思いっきりハプスブルグのDNAですよね、このお顔は。記事の紹介していただいて、ありがとうございます。「旅しちゃった」と言うのが笑えました。友達にも散々、どうしてそうなるの?と笑われましたから。 (2008年07月10日 22時26分12秒)
ウィーン美術史美術館は3年前のGWに家族旅行で行きました。
両親と一緒なのでツアーの為、ゆっくり自分のペースで見れなかったですが、 やはり、マルガリータ王女の肖像画は軍を抜いて目に入ってきました。 (2008年07月11日 00時21分38秒)
Belgische_Pralinesさん
この展覧会、はじまったばかりですので、まだまだこれからですよ。というかだからなのかまだ思ったよりすいていました。贅沢~! 本当に思いっきりDNAを感じますよね。高貴な顔なんでしょうね。今回のは確かに可愛らしさが出ていますね。 あの旅行、友達もさんざん言われたんですね~。あのガイドは誰にとっても想定外ですよね(笑) (2008年07月11日 19時02分05秒)
うきぽさん
>ウィーン美術史美術館は3年前のGWに家族旅行で行きました。 そんなに最近ですか。うらやましいです。私は十年以上前?ご両親と一緒に行ったとは羨ましい。私は母とでしたヨ。ツアーはどうしても時間がしばられてしまいますよね。 プラド美術館でもここでも、本当にベラスケスって特別ですよね。見た~って感じがします。 (2008年07月11日 19時05分21秒)
あれ、わたしこの日の日記見逃してました。ほんとに更新早いですね。毎日充実した日々ってことですね。羨ましいです。
わたしもこの展覧会は是非行くつもりです。参考になりました。ありがとうございます。 (2008年07月12日 21時30分13秒)
ヴェルデ0205さん
今週は更新の回数が増えてしまいました~。でもまたもとのペースに戻ります~。 そういえば以前この展覧会の話題が出ましたよね。そして8月はミシュラン三つ星を味わいに東京にいらっしゃるんでしたね。東京新聞の展覧会紹介ページ、とても充実していてオススメです! (2008年07月13日 08時51分19秒) |
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